『青春日記』

作詞〜佐藤惣之助(1890〜1942)


一、

初恋の

涙にしぼむ 花びらを

水に流して 泣きくらす

哀れ十九の 春の夢



二、

今日もまた

瞳に燃ゆる 夕映えに

思い乱れて 紫の

ペンのインクも にじみがち



三、

泣き濡れて

送る手紙の 恥ずかしさ

待てばさびしや しみじみと

街の舗道の 雨の音



四、

明日からは

二度と泣くまい 恋すまい

いくら泣いても 笑うても

胸の傷手(いたで)は 癒(なお)りゃせぬ







◇青春日記の 忘れられない一ページ✨


 たとえ実らぬ恋でも笑い泣きハートブレイク


 泣けるほどの人に出逢えたことは

 幸せでしたね音譜照れ