『谷間の梅』

作詞〜犬童信蔵(1879〜1943)


一、

月日を数えぬ 山の里も

思えば嬉しや 君がみ代の

あまねき光に 春は立ちて

谷間の氷も 今はとけぬ

あれ見よ 霞(かすみ)のこむるあたり

ま白に見ゆるは 残る雪か



二、

谷間にさえずる 鳥の声は

とざせる霞も つつみあえず

もれ来るかおりは 色もなくて

つつめる霞の へだつべしや

あれ見よ はるけき谷のおちに

ほほえみ立ちたる 梅の姿





【曲はアメリカのトーマ】





◇梅の開花、ニュースで知りました。



 カレンダーや

 テレビや新聞や

 ネットを利用していなくても



 山里に暮らせば


 山里の自然が

 月日を教えてくれるのでしょうね音譜照れ