『春雨』
作詞~会田安昌(1832~1895)
一、
のどかにそそぐ 春雨は
草木の花の 父母ぞ
父母ともに かぎりなき
恵みをふかく かけぬらん
ニ、
われらもおなじ 父母の
めぐみの露に うるおいて
学びの窓に 学びえて
花さきみのる 身とならん
◇春雨は
ただ のどかに
溢れ出るものを注ぎ
草木は
ただ のどかに
注がれたもの受け取る
春雨は
花の形も
色も香りも
ただ のどかに
草木に任せている