【ノーベル医学・生理学賞の本庶佑先生の言葉/日本免疫学会が奈良で開催】 | なりたい自分を叶える予防医学と統合医療 / 看護師が伝える世界一やさしいパパのためのおうちケア

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50周年の免疫学会が奈良開催。


祈りと科学がテーマ



免疫学は、おそらくいちばん夢中で勉強した分野かもしれない。


「なんで自分が、まさか自分が」


そのセリフを何度聞いたかわからない病気
TOP3にがんがある。


「これまでの生活習慣で思い当たるフシがあるがん」もあるが


まったく予期せず、健康的に生きてきて、
健康を願い、大切に育ててもらってきたのに


理由もわからず突然なる病のひとつが
白血病や悪性リンパ腫などの血液腫瘍だ。
血液腫瘍は、がんの中でもかなり治療が苦しく過酷だと私は思っている。
看護者の私たちでさえ、胸が締め付けられるシーンは鮮明に記憶している。


大人だけはでない。小児がんのNO.1が血液腫瘍だ。

この病気の根幹にあるのが、血液の免疫細胞をつくる造血幹細胞というところで


ほとんどが造血幹細胞の分化(細かく分かれていく)の中でおこっている。


大学病院のとき、参加・研究発表していたのは、日本造血細胞移植学会というところで、移植医療をメインとした学会。

今は予防医学のため、免疫の基礎医学を学び直したり、最前線の研究を知るために免疫学会を選んでいる。


免疫力を上げる?下げる?
世の中にはたくさんの情報があるけれど


もし免疫のはたらきがネットでサクッとみれる情報だけで、よくなったり、悪くなったりするならば、あの苦しみを味わう患者さんがなぜ減らないのか。


だから私は「免疫力を上げる◯◯」という言葉を使わないし、免疫という言葉はかなり慎重に扱う。
今年は抄録もぜんぶ英語でほぼわからん笑い泣き


自宅でも視聴できた学会。会場まできた理由は
ノーベル医学・生理学賞の本庶佑先生のご講演。
冒頭に書いた細胞レベルのはなしではなく、時代は分子研究、そして免疫の状態を左右する体内環境の研究が進む。


「感染症に対する免疫とがんに対する免疫は別のものと考えた方がいい」と先生は言う。


待機席で目をつむる本庶先生は、ふつうの高齢者に見えなくもないが


登壇した途端、しっかりとした声量で、堂々と研究内容と、今後の研究課題を述べておられた。


「分子レベルの研究を、これからも臨床応用したい。研究とゴルフは続けます」と締めくくった。
能の舞台でのご発表


本庶佑先生が、子どもたちに伝えたいこと。
    

子どもたちに育んでほしい
「不思議だなと思う心」

将来、研究者の道に進む夢を見る
子どもたちに、どんなことを伝えたいか。

研究者になるにあたって大事なのは「知りたい」と思うこと、「不思議だな」と思う心を大切にすること、教科書に書いてあることを信じないこと、常に疑いを持って「本当はどうなっているんだろう」と。

自分の目で、ものをみる。
そして納得する。
そこまであきらめない。


そういう小中学生に、研究の道を
志してほしいと思います。




科学者になりたいと言う我が家のボクは
サンタさんにお願いするレゴを悩んでおります笑い泣き