さて、温泉でリラックスもできたし、目的の居酒屋さんへ向かいますか!
場所は駅前通りからずっとまっすぐ行きます。
すると浮世絵で有名な広重美術館があり、通りの反対側にある居酒屋さん「花いちりん」があります。
「地元客と観光客で賑やかな ふぉれ太郎イチオシの居酒屋さん」
(日曜は休みですって)
ふぉれ太郎の居酒屋さんの中で一番好きな店です。
だから、あまり教えたくないのですが出し惜しみして悶々とするのも、どうかと
。
飲み物は、最初から日本酒をいただきます。
「メニューです。料金お高めかと思うでしょ?量があります。」
すっかり忘れてます。
とりあえずご主人にどの酒が辛口なのかとか、オススメを教えてもらいました。
辛口なら、と、メニューにある1、3、5番目を薦めていただきましたので正宗をいただきます。
香りが非常に芳醇で華やかな主役をイメージ。
且つ、お料理をいただいている時は引き立て役と、見事なスイッチヒッターぶりです。
では、絶品のおつまみをご覧下さい。
「頼んだのは、この写真では枝豆だけ」
枝豆はピンシャンで薫りがgood!
そしてたくさんのお通しです。
なめこおろしとポテトサラダに、なんと!あん肝のお椀(味噌仕立て)が。
写真ではわかりづらいですが、5~6センチ程のあん肝がゴロッと入っておりまして、なんともオトク。
ちょうど外も冷え込んできたので、まずはズズッといただき身体ポカポカ。
あん肝が生臭くなく非常に上品なお味。香り良し、風味良し。
いう事ないですよ~。日本酒に合います。
さらにお通しが出てきます。
「臭みなし、上品なタコの白子」
東京から来てます。と、ご主人に伝えたら、「食べてみるかい?」と、そっと出し
てくれました。
ナニコレ!菊の花とポン酢が合わさって美味。
はじめて食べました。おいしい!
お通しの段階で満足して、まだ枝豆しか頼んでません。
いよいよいろんな意味で加速がついてきて、
「臭みなし、香り良し、桜肉の刺身」
です。
新鮮で旨い桜肉に、ついついお酒も進みます。
ペース早いぞ!!ふぉれ太郎。今夜は自爆モードか?
っと思いつつも、5番目のリストの「春の淡雪」を。
キンっと冷やしたこの酒に雑味は一切ありません。
まるで冷えた日本刀の肌ツヤのような、精錬とした感じ。
この桜肉でなかったら、肉の臭みが丸分かりの酒。
両者あっぱれ!
それでも頼んだ料理はまだ2品。
すごいでしょ?
さらに酒のペースもあがり、ご主人イチオシの「東北泉」を頼みます。
おつまみ追加です。
「身だれしていない、アジの刺身」
これがまた凄い。
箸で上下に挟み込み、ちぎってしまおうとしてもムリ。
逆に跳ね返される程。
あまりに新鮮だと味も素っ気なくなるんですが、旨みがあるこのアジは凄いです。しょうが醤油でペロリといただきます。
酒はオススメだけあって一番すばらしいポジション。
正宗こそオールマイティーかと思いましたが、いま東北泉を飲むに至り正宗の華やかなイメージが誇張されるような気がしてきました。
でもお酒を選ぶ順番は良かったと思いますよ。(自画自賛)
東北泉は前述2つのお酒の「ど真ん中」って感じ。
私が日本酒です。と言い切ってもよさそうなお酒。文句無しです。
だいぶ飲んだので締めに入ります。
「凄いボリュームの牛スジの煮込み」
あゝたまらん。
脂の旨みと醤油の旨み。
ゴロッと入った牛スジはたっぷりで最高です。
酒もこの味付けと見事に調和しています。
モクモクと食べ続け、飲みまくります。
それでは今日はここまで。
妙な終わり方でしょ?
続きはまた明日。お題はワインです。
お楽しみに。