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文化系寄り道倶楽部

アラフォーで2児のパパであり、80年代の音楽をこよなく愛し、ガンプラを愛で、パソコンをいじくり倒し、台所を妻から奪い取り、キングの小説におびえ、究極超人あ~るで笑いころげ、夜な夜なUST配信をしている

ジャパンブルーが歓喜に沸きあがる

一方アズーリ青の代表、イタリアは失意の中にいた

レ・ブルー かつてその華麗なパスワークからシャンパンサッカーと呼ばれたフランス代表は憂鬱に沈み出口すら見えない泥沼の中にいる

イタリアの間違いは、圧倒的な強さで勝ちあがった予選を通じてすでに露呈していた
代表選手の高齢化。。。多くのタレントを有すイタリアサッカー界は、予選こそそのときベストのメンバーで望むことでよい結果を残してきたが、次世代をしょって立つような輝きを放つ若手がいないわけではないが、過去の実績のある選手を圧倒するほどの活躍する選手が見当たらない

結果、いくつかのテストマッチを経て、選ばれたアズーリの顔ぶれは、前回大会とそれほど変わらないメンバーとなった

イタリア国内でもそれを危惧する声は多くあったが、名将リッピの下、経験豊富な選手たちは南半球での大会ということもあり、ある程度上位に行くことは間違いないかと思われた

だが、守護神ブッフォンを腰痛で欠くなど、選手のコンディションは万全ではなかったのか、イタリアは結果を出せないまま最終戦を迎える
これは、珍しいことではなく、スロースターターといわれながら、これまでは結果を出してきていた

しかし、今大会は何かが違っていた

おわ手見ればグループ内で最高得点の4点を取りながらも、失点はワーストの5
グループトップで通過したパラグアイは得点3で失点が1
まるでパラグアイがイタリアのようである

イタリアは2分1敗という。。。調べていないがもしかしたらイタリアサッカー史上はじめての惨敗を喫することとなる

この責任問題は今後大きな波紋を呼ぶだろう


もうひとつの青、レ・ブルーはまさしく青ざめていた
多くのタレントを擁しながらも、チームとしてのまとまりに欠き、大会を通じてとても戦う集団とはいえない試合を繰り返し、あげくチーム内の問題。。。選手の監督に対する暴言。。。が大きく新聞やマスコミに取りだ足され、大会中に選手を強制送還するという前代未聞の失態を演じる始末

いまや政治の問題にまで発展している

日本も光の部分だけに目を奪われれば、足元を見失うことがあるということ、そして他人事ではないということを忘れないで欲しい
日本勝ちました

思えばドイツ大会、選手だけではなく、ファンの心までこてんぱんにされたあの大会

日本はそれまで築き上げた、あるいは築き上げたと思っていたものを根こそぎもっていかれた

ドーハの悲劇
ジョホールバルの歓喜
ドイツの憂鬱

日本はオシム監督を迎えて、基礎を一から作り直す作業を始めた
この試みは、大きな可能性を示すものであったが、思わぬ出来事でオシム体制は終焉をむかえる

ここから岡田体制がスタートした
ワタシは岡田監督のこれまで構築してきた中身については大いなる疑問を持っている

しかし、岡田監督が絶対的に正しかったこと

明確な目標設定とそれに向かうプロセスの構築

これはまさにビジネスの基本のようなことであるが、あまりにも未知の領域であったため、マスコミ、ファンをふくめ大きな軋轢をうみ、また、結果がでない試合を繰り返すことで、日本代表はこれまでにない窮地に立たされていた

迎えた大会本番
指揮官はそれまでこだわってきた、何人かの選手と挑戦してきた戦術を切捨て、より現実的なチーム戦術に切り替えた

この決断は大きかった
カメルーンに1対0で勝ち、オランダには最小失点で引き分け以上で決勝トーナメント進出がきまるという最高の状態でグループ最終戦を迎えることができた
目標設定、プロセスの構築、そしてそれを実行するための個人の役割設定と集団としての結束

強敵に対して最高の準備をすることで、互角以上の結果を残すことができる
日本人の特徴、協調性と勤勉さは武器になることを証明できた

これを踏まえて今回の日本代表は日本サッカーの未来に何を残した、或いは残せたるのだろうか?
高い可能性で日本は敗れるだろう
それが次の試合なのか、その次の試合なのか
目標のベスト4まではあと2回の勝利。。。それが引き分けの結果のPKであっても。。。が必要である

その目標に向けて、これまでの準備が正しかったのか、問題があったのか
それを検証する機会を得たこと
これが、この大会の大きな意味だろう

つまり、どんな勝ち方をするにしろ、どんな負け方をするにしろ、我々は日本代表を盲目的に応援するのではなく、厳しい目で監視しなければならない

それができて、初めてこの大会は意味があるものになるだろう

忘れてはならない

この代表のほとんどの選手が次の大会には主力になりえないということ

この代表の内部にはそれほど大きな未来はないのである
結果的に、実績のある国がトーナメントに多く残ってくれたことに、一サッカーファンとして非常にありがたいことだと思う

しかし、なんだろう?

トーナメント出場に大手をかけていた、セルビア、スロベニアには何が足りなかったのだろうか?

マンガの話で恐縮だが、はじめの一歩のなかで、はじめて一歩がチャンピオンの伊達に挑戦する際、一歩のこぶしは軽いと指摘される

その言葉に戸惑う一歩に先輩の鷹村が諭す

チャンピオンのこぶしには、いろんな人の思いが乗っかっている

なるほど、いい話だ

確かにドイツやイングランドといった強豪チームにはその国以外に多くのファンがいる
よくワールドカップ出場国の紹介をするときに、その国の人口や、歴史、競技者人口といった数値で比較することがあるが、これらの数値でなかなかわからないのが、ファンの数だろう

スペインは世界では注目されているが、実は国民の代表への感心は驚くほど低い

ドイツやイングランドのようなワールドカップ優勝の経験のある国には、その国民以外に各国に多くのファンがいる

昨日のイングランド戦も、日本戦さながらに、イングランドのピンチには近所から悲鳴が聞こえてきたし、かく言う自分も、イングランドVSスロベニア戦が一番声を出した試合だったかもしれない

様々な人の思いがあり、歴史が積み重なっていくからこそ、サッカーは面白い
ここまでトーナメント出場を果たせなかった国々の歴史は、そのチームが本大会で結果を残さない限り、歴史の表舞台には出ないのである

はたして、日本は、どのような歴史を、ワールドカップの歴史、日本のサッカー界の歴史、スポーツ界の歴史に刻むのだろうか?

キックオフまで、まだ、楽しむ時間はたっぷりある

試合のあとにはもう楽しめないかもしれないので、今日は充実した一日を送りたい
予想はこんな感じでした

グループC
現時点(勝ち点、得失点)      めけめけ大会開始前の予想
1位スロベニア(4、+1)        (アメリカ)
2位アメリカ(2、0)         (イングランド)
3位イングランド(2、0)
4位アルジェリア(1、-1)

6/23水                  勝敗予想  順位予想
スロベニアVSイングランド      引き分け  1位アメリカ
アメリカVSアルジェリア        アメリカ  2位スロベニア

当初、アメリカ、イングランドの予選通過を予想していましたが、2戦終わってスロベニアが非常によかったこと、アルジェリアがしぶといこと、イングランドの不調、アメリカの相変わらずの粘り腰を鑑みて、アメリカ、スロベニアと予想を変えたが、見事にいい意味で期待を裏切られた

これまでイングランドの攻撃が、チャンスは作るものの、どこか得点の匂いがしない、いやな雰囲気だっただけに、第3戦名将カペッロがどんな采配を振るうのか、注目していたが、FWにデフォー、右サイドにミルナーを先発に起用、これが見事に的中し、この二人で堅守スロベニアから虎の子の1点をもぎ取る

対するスロベニアは攻撃の起点となるキャプテン ロベルト コレンがランパートらに押さえ込まれ、なかなかカウンターが決まらない
それでも数度にわたりイングランドのキモを冷やす場面をつくり、試合はまさに一進一退の攻防を繰り返す好ゲームとなった

一方同時刻に行われていたアメリカVSアルジェリア戦はアメリカが苦戦を強いられ、チャンスは作るもののアルジェリアの堅い守りを崩せない展開でロスタイム。。。先に試合終了のホイッスルを聞いたのはスロベニアVSイングランド戦。。。終盤スロベニアの鋭いカウンターが何度もイングランドゴールを脅かすも、選手一丸となってこれを防ぎ聞きタイムアップ、このまま終われば、イングランドとスロベニアのトーナメント進出が決まるかと思われた瞬間。。。ロスタイム、なんとアメリカはついに待望のゴールを決め、0対1でアメリカが勝利する

スロベニアはグループC最後のロスタイムで手に入れかけていたトーナメント出場の切符を逃すこととなった。。。あと1点、あと1点入れることができたなら。。。


一方グループD


そのあと行われたグループDもドイツが楽に抜け、セルビアとガーナの争いとなる予定が、思わぬ苦戦を強いられたドイツ。。。この試合、勝利以外ではトーナメント進出ができないという事態に、今大会の混戦模様が象徴されていた


グループD
現時点(勝ち点、得失点)      めけめけ大会開始前の予想
1位ガーナ(4、+1)         (ドイツ)
2位ドイツ(3、+3)          (セルビア)
3位セルビア(3、0)
4位オーストラリア(1、-4)

6/23水                  勝敗予想  順位予想
ガーナVSドイツ            引き分け   1位セルビア
オーストラリアVSセルビア       セルビア    2位ガーナ

ドイツは難適ガーナに勝利することが絶対の条件。。。しかし、今大会のアフリカ勢の中にあって、ガーナはもっとも安定した力を出しているだけに、非常に難しい試合になると予想されたが、イングランド同様、ドイツも虎の子の1点をなんとか守り抜き、トーナメント出場を決めた
これいよって、ドイツとセルビアとなるかと思ったもう一方の試合、オーストラリアVSセルビアは、なんとオーストラリアが先制し、続けて追加点もとり、2点差とした。セルビアも反撃し、1点は返したものの、運動量が落ち、とうとうオーストラリアに追いつくことができなかった

オーストラリアは初戦で退場となったケーヒルが結果を残し、決して実力的に劣るチームでなかったことを証明したといえる。。。もし、オーストラリアに退場者が2試合続けて出るような不運に見舞われなければ、このグループはさらに混戦になっていたかもしれない