歴史的な一日を見逃したのか坂本龍一ライブ無料配信
http://ameblo.jp/makake/entry-10696740839.html
本来二日間の予定だった教授こと坂本龍一のRYUICHI SAKAMOTO NORTH AMERICAN TOUR 2010のUSTREAMでの生中継。これを見逃したことを後悔していたら、なんとその後の2公演も中継することに!
で、土曜日の昼1時からPCの前に釘付けでその一部始終を見てました
感動
あのハヤブサ依頼の感動
で、ハヤブサの感動が何十年ぶりの感動だったので、今年は何十年に一度の感動を2度も味わえたという素晴らしい年ということになる。
技術的に明るい人には、何がそんなにすごいのかわからないかもしれないし、逆に技術的に暗い人はもっと何がそんなにすごいのかわからないかもしれない
USTREAMって何?
YOUTUBEのような動画配信サイト。でも、一番の違いは生中継、つまりWEBカメラで撮ったナマの映像がそのまま配信される・・・たとえば東京と大阪の居酒屋でUSTREAMを使って遠距離飲み会ができる。カラオケボックスで誰かが歌っている映像をナマで見ることができる
そんなサイトです
一派に普及しているなら、そんなにすごくないじゃん
おっしゃるとおり!
今回のライブがすごいのは、PCに繋いだカメラとマイクで撮った映像・・・つまり家庭用のビデオで撮影するよりも劣化した情報を配信したのではなく、業務用――この坂本龍一のライブの模様は音源のみでiTunesで1公演ごとに1500円で販売します――のラインをほぼそのままUSTREAMの音源に使ってます。つまり商用音源を無料でなんて、技術云々の前に、普通ありえないです
でももまぁ、プロモーションの一環ならそういうこころみもありだよね
いやいや、これが違うんです
もっともすごいのはこれ
行き当たりばったりでやっちゃった!
え?なにが?
ですよね
これはもともと坂本龍一と交流のある慶應義塾大学大学院 古川 享教授へのむちゃブリに対するtwitterでのつぶやきからはじまった
『明日から渡米、SFO経由でSEATACへ... 坂本龍一さんから、ピアノソロコンサートの会場でUST中継してちょーだいとのお言葉、機材の整備をしている..シアトル会場のネット環境など大丈夫なんだろうか...どきっ、どきっ、JUNS全員集合!ってわけにもいかんし』
このつぶやきにデジタルステージ(まぁWebの会社です)の平野友康氏がtwitterでチェックし、行動を起す
『うおー!期待!てか、古川さん一人で中継ってのがスゴイ。て、手伝いたい…』
からはじまり、結果平野氏は仕事のスケジュールをすべてキャンセルして、このイベントを手伝うことになる
この模様がリアルタイムでtwitterでつぶやかれ、それをたくさんの音楽関係者をはじめ、一般の人の知るところなり、このイベントが実現した。
詳細はこちらのまとめサイトへ
アメリカの回線事情って実は日本ほどよくなくって、まぁ、不安定
しかも、今回は事前の準備――安定した回線をあらかじめ引いておく――ということをしていないから、簡単に言うと、
『今からあなたの家にお邪魔してUSTREAMでライブ中継します。インターネットに繋がる回線ありますよね、はい、とりあえず繋がればいいですよ』
みたいな環境の中で、この中継を実現させたという普通ではありえない・・・もともと古川さん一人でやる予定だったわけで、それがゆえに、そいった事情、技術、環境、さらには普通はそんなことレコード会社とか許さないだろうみたいなビジネススキームまで乗り越えてやっていることのすごさと、滑稽さ
なにが滑稽かって、こんなことその場の勢いでやるものじゃないだろうというある種「大人の遊び」に一流のミュージシャンや大学教授、ビジネスマンが真剣に取り組んでいる様をライブで体験できる時代がきたということの、まったく大掛かりじゃないところである
本来は過日 作家の村上龍が記者会見をしたように、『電子書籍を出版社を通さずに出版する』なんてことは、もっと大袈裟にやるものである(実はこちらにも坂本龍一はからんでいるw)
にもかかわらず、この手作り感たるや、一般聴衆であるわたし達が、自分のメッセージを直接twitterやUSTREAMを通して、彼等に送ることができることに、今までにない感動を覚えた
最終日1万人を超える人が同時にこのイベントを視聴し、最後回線が切れる段階で3000人近い人が、舞台が撤収されていく音を聴きながら、余韻に浸っていた。
なにかものすごいものを見せられて、なかなかその場から立ち上がれずにいるような感覚
一人でも多くの人にこの感動を伝えたいという欲求が、きっとこのイベントを目の当たりにした多くの人に沸きあがっていることと思います。
あー、大丈夫かな
ちゃんと伝わっているかなぁ
ともかく気が付けば、ワタシは見ず知らずの古川さんや平野さんに、なんども「ありがとう」のことばをtwitterでつぶやき、「ご苦労様、感謝、お疲れ様」の言葉を連呼していた。
それでもまだ、いい足りない気分で、このブログを書いています
古川さん、平野さん
本当にありがとうございました
そしてこのイベントをどういう経緯でかはわかりませんが、発案し、実行する環境を整えた坂本龍一のすごさに感服です