であった瞬間に熱く盛り上がった二人。。。
21年ぶりの再会は、あの頃のほろ苦い思いと、初々しさを思い起こさせる
でも、二人とも年をとった。。。
闇狩師の新刊、「闇狩師~黄石公の犬」は一晩であっという間に読んでしまった
夢枕獏の、特にこのシリーズの独特の言い回し、言葉のリズムとでもいうのか、これが すこぶる心地よい
面白いかと問われれば、そうでもない、と応えるかもしれない
好きかと問われれば、それは間違いなく好きと応える
「陰陽師」や「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」といった作品と比べれば、稚拙に感じることは否めない
平安や中国の唐のようないかにも魑魅魍魎がはびこっていそうな世界と現代では簡単に妖怪を登場させるわけにはいかない
陰謀や策略、複雑な社会背景を物語りに持ち込んでしまうと、妖怪や呪いよりも、よほど人間社会のほうが怖いということになってしまう。。。だからあえてそのようなことから切り離せるように物語が構成されている。。。このことがどこか稚拙に感じさせてしまう。。。そしておよそ、そのことが作者の筆を長期にわたり止めていたのではないだろうか。。。開き直らなければこういう作品は書けない。。。そして開き直った
これはプロレスのようなもの
格闘技やオリンピック競技とは違う
昭和のプロレスの懐かしさが、この作品にも漂っている
別れた人との一夜は夢心地。。。しかし、そこには何も生まれない
新しい発見もなければ、未来の可能性ない
そんなものは、最初から必要ないし、もとめてもいない
誰がなんと言おうと、ワタシはこの作品が好きだ