スティーブン・キングの考察「1403号」 | 文化系寄り道倶楽部

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アラフォーで2児のパパであり、80年代の音楽をこよなく愛し、ガンプラを愛で、パソコンをいじくり倒し、台所を妻から奪い取り、キングの小説におびえ、究極超人あ~るで笑いころげ、夜な夜なUST配信をしている

ちょいと調べものをしていて、スティーブン・キングの「1403号」という作品が映画化されていることを知った。

ワタシとしたことが。。。どうも新しい情報に疎いw


この作品は短編集に収められてます

幸福の25セント硬貨

確か、昨年か、一昨年かに読んだんですが、「1403号」はそんなに印象には残ってなかった。

ところがこの作品、映画が公開されるや全米であの「シャイニング」や「ミスト」のオープニング興行成績を上回ってしまうほどヒットしたとか!

???

でも、内容は、たぶん面白いです

1403号

幽霊や怪奇現象を取材し、記事にする。。。ある意味「トリック」か。。。仕事をする主人公のもとに「1403号室には入るな」といったメッセージが。。。

そうなれば、逝かないといけません。。。だれが、どんな警告をしようと

だって誰が信じられる?その部屋に入った人間が1時間もしないうちに56人も死んでしまうなんて!

しかし、その部屋は、本当にとんでもない部屋で。。。

というお話

キングの作品、特に短編集にはこの手の「行ってはイケない」「やってはイケない」「覗いてはイケない」という「禁止事項」を勇敢にも、そして無謀にも、或いはしかたなく破ってしまった人々の滑稽で、恐ろしく、そして無残な結末を迎える作品が多々あります。

でも、「ダメだ」と言われて、はいそうですか、という人類であったら、ある意味文明は築けなかったかもしれません。。。しかし、それは「多くの犠牲」のもとに成し遂げられたことは「多く語られていない事実」でもあります。

ジョウウント

ジョウントという「瞬間移動」を可能にしたテクノロジー

人間は睡眠状態でその機械に乗り、普通では移動できないような場所に瞬間移動します。

しかし。。。必ず眠らなければならない。。。少年はほんのいたずら心で、麻酔ガスを吸ったふりをして、ジョウントの瞬間を意識を持ったまま体験します。。。パパ、僕見たよ、すごいんだ、パパ。。。

少年の意識は完全に壊れてしまいます

浮き台

季節外れの湖。いつもだったら、こんな時期にくるなんて。。。あの浮き台まで泳ごう

4人の男女はほんの遊びのつもりだった。。。湖面に浮かぶタールのような塊。。。あれはなんだろう

嫌な予感がする。。。

「異形の生物」は逃げ場のない彼らのイカダの下から次の獲物を待っている

4人の男女の精神状態は極限に達する。

誰かが犠牲になれば自分は助かるかもしれない。。。

他にもいろいろありますが

ダメといわれたことを破り、破ったことによって起きる災難よりも、その禁断の扉を開けてしまったことで、普段は見ることのない人間の「闇」の部分を他人の、親友の、恋人のなかに、そして自分の中に見てしまう。

その経験のあとでは・・・あくまでも後があれば・・今まで通りではいられなくなる。。。それこそが禁断の扉を開くことの「恐ろしさ」ではないだろうか?