引越データ 仮面ライダー響プレビュー | 文化系寄り道倶楽部

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アラフォーで2児のパパであり、80年代の音楽をこよなく愛し、ガンプラを愛で、パソコンをいじくり倒し、台所を妻から奪い取り、キングの小説におびえ、究極超人あ~るで笑いころげ、夜な夜なUST配信をしている


仮面ライダー響鬼の見方その1

長女4歳は仮面ライダー響鬼に登場する少年、「安達明日夢(あすむ)」くんの大ファン。ヒビキのドラマは、この少年を中心に物語が進行していきます。最近のヒーローものはストーリーや人間関係が複雑で、わかりにくかったりするのですが、ヒビキは、登場人物の存在が死んでしまったり、意味不明になってしまうようなことがないように丁寧に作られています。ぜひ一度見てください

5.05.22 09:27



仮面ライダー響鬼の見方その2

細川茂樹が演じる仮面ライダー響鬼に変身する主人公(?)ヒビキさん劇中こどもに「ありがとうおにいちゃん」といわれ「オジさんでいいよ」とこたえるキャラクターは、まさに大人のライダー「職業ライダー」である。現場(敵との戦闘)では、ものすごい力を発揮する彼も普段の生活ぶりはヒーローというにはどこか不器用で時には頼りないそぶりをみせるも、まわりからは絶対の信頼を得ている。そんなヒビキに強く影響されていく少年「明日夢」
 今日の放送で一番感心したのは、少年「明日夢」が朝食をとる際に「いただきます」を言わなかったことを母に叱られるシーン。今回のライダーは少年「明日夢」の視点でストーリーを展開していく手法をとっており、こうした一つ一つの演出が、より見ている側に感情移入を促す。アルバイトの初日にきちんと挨拶や礼儀を正して朝送り出す。少年の体験と新米ライダー轟鬼の浮き足立つ姿が同時に描かれていく。同時刻に起きている事象を交互に見せながらどこかシンクロしたような感覚をユーザーにあたえる絶妙な手法です。
05.06.05 16:59


仮面ライダー響鬼の見方その3

「今回のライダーは楽器をもって登場するらしい」「主人公は太鼓らしい」「響く鬼と書いてヒビキらしい」最初かなり不安でした。そんな不安の中、第1話で完全に打ちのめしたのが音楽の使い方の巧みさでした。私はZガンダムが大好きですがそれも三枝成章の音楽が秀逸であったことは大きい要因です。(もちろん、物語、デザイン、声優などどれも欠かせない要素ではありますが)楽器という「清めの道具」をここまでうまく利用できた作品は少女ものではあるかもしれませんが、特撮ヒーローではこれが初めてでしょう。もっともそのぶんライダーの体術をふくめた通常攻撃は結構派手になってます。特に第1話で衝撃をうけたのは、ライダーヒビキが敵と戦うのに口から火を吐いたシーンです。
ヒビキでは音楽はそのシーンの情景をより説得力をもたせるだけにとどまりません。登場人物たちの鼻歌、替え歌、時にはミュージカルタッチで登場人物の心境などを表現する場面も違和感なく織り交ぜられています。今月発売のサントラも楽しみです。
05.06.12 10:55


仮面ライダー響鬼の見方その4

仮面ライダーの変身といえば、変身ベルトと変身ポーズ。
仮面ライダー響鬼では、オンサ、笛、弦など楽器類を使って変身します。ヒーローものの変身にはどうしてもつっこまれてしまう「悩み」変身したとき服はどうなるの?

さて、響鬼では、「裸」になってしまいます。
画像は、新米ライダーが、戦闘後、変身を解いたときの状況です。顔だけ変身を解かなければならないところ、前身解いてしまい裸に、、、それをセンパイライダーが、上着をかけてあげているところです。

今回のライダーは、ライダーをサポートする組織「猛士」が存在し、サポーターと呼ばれるひとが、着替え用のテントを用意してます。

細かいディテールを大事にするつくり。
とてもよくできた作品だと思います。

初代のライダーは、少年ライダー隊とかあったのですが、あの当時はあれで結構あこがれたりしたんですけどね。
05.08.21 20:20



仮面ライダー響鬼の見方その5

仮面ライダー響鬼は、かなり細かい設定が非常によく練られてます。
画像の左からイブキ・ヒビキ・トドロキですが、本名はストーリーの中で、語られたのは、新人のトドロキ→戸田山だけですが、実はヒビキもイブキも本名が紹介されているのです。

十二之巻「開く秘密」で、関東の11人の鬼のうち、履歴書で

イブキ→和泉 伊織
ヒビキ→日高 仁志

その他では
裁鬼(サバキ)→佐伯 栄
弾鬼(ダンキ)→段田 大輔

ちなみにイブキの住所は渋谷区広尾6-5-1
渋谷区広尾は5丁目までしか存在しません。

05.08.23 23:17


仮面ライダー響鬼の見方その6

仮面ライダー響鬼に登場する鬼(ライダー)は職業である。

これは、平成のライダーで一部扱っている設定のひとつですが、今回は徹底しています。

鬼は徒弟制度によって師匠から弟子に引き継がれていく。

画像左はトドロキ、右はその師匠のザンキ。
シナリオでは、ザンキが怪我をしてヒビキが本来担当でない(敵のタイプによって担当が替わる。専用武器との相性)バケガニと戦うわけだが、復帰するなり、体が思うように動かないザンキは引退を決意。いきなり弟子の戸田山に斬鬼(ザンキ)を襲名するように迫る。
結果戸田山は、それを断り、轟鬼(トドロキ)と名乗ることになる。

師匠と弟子。先輩と後輩。あまりテレビで語られなくなった世界を実にうまく描いているように思います。

ヒビキとザンキ、ヒビキとイブキの人間関係などもシナリオのところどころで紹介していくので、本当に目が離せないです。

また、ザンキ役の松田賢二(まつだけんじ)の演技は本当にシブイ!
かっこいい。ニヒル。

敵に「鬼め!」といわれて「鬼だよ!」

引退後は「鬼か!」といわれて「まえはな!」

かっかっかこいいいいいいい。

じつはこれだけいいたかったのです。今日の話。

05.09.04 22:50

仮面ライダー響鬼の見方その7

仮面ライダー響鬼のエンディングテーマは、
あの「布施明」が歌う「少年よ」

このドラマを象徴するまさにテーマ曲です。
インタビューの中で布施明は、特撮ヒーローの楽曲を歌うことに戸惑いを感じながらも、この曲の歌いだし「まるで/透明に/なったみたい」の「まるで」の部分にとても気をつかったと語ってました。

さすが「少年よ」は大ヒット

そんな布施明が、仮面ライダー響鬼32~33話に「よしの(仮面ライダーの組織)」の開発局長「小暮こうのすけ」として登場。なかなかの演技を見せていた。

かつて自分も鬼であっただけに鬼に厳しく、何かと口うるさい頑固オヤジを演じつつも、歌が得意と言う設定で、歓迎会では見事な歌声を披露する。「布施明って結構やるじゃん」と思いつつも、「昔の歌い手さんはテレビでは結構バラエティとかやってたんだよなぁ」とドリフやカックラキン大放送、うわさのチャンネルを思い出しました。

さて、仮面ライダー響鬼も後半戦、ライダーもパワーアップしたことですし、今後ストーリーも加速度的に展開していく予感です。
05.09.26 21:09


仮面ライダー響鬼の見方その8

恋する仮面ライダー?

職業ライダーをテーマにした今回の作品には、普通のお兄さんがライダーをやっているわけで、当然(?)恋もします。

恋の悩みから敵をしとめ損ね、反省会。
なんかクラブ活動みたいなノリですが、そこが楽しくもあります。

一緒に見ている4歳の子供がそんなシーン理解できないだろうと思っていたら、意外とテレビに突っ込みをいい感じで入れます。

「あぁ、これでいいんだ」と再確認。

人間としての等身大のヒーロー。どこにでもいそうな、ちょっと頼りになるお兄さん。昔はそんな人が近所に一人か二人はいたよなぁと、その辺が今回のライダーにはいい感じで描かれています。

舞台を葛飾あたりに設定したのも、あそこにはまだそんな人いるかもと思える場所だからでしょう。

05.10.10 22:29


仮面ライダー響鬼の見方その9

「鬼になるってことは鬼になっちゃいけないってことなんだ」

ワタシは多分このセリフを一番期待していたのだと思う。

鬼をテーマにした今回のライダー

鬼とは。。。

これまでのストーリーの中で時々語られてきた、「悪意」というものがある。

明日無が偶然目撃してしまった万引き。そしてその犯人からの逆恨み。

どうして悪いことをする人がいるんだろう。いや、悪いことをしてしまうんだろう。

「難しいけど、それは、どうしようもなく、人の中にあるもんなんだ」
悩む明日無にことばをかける大人たち。でも明日無にはわからない。

両親を殺されて鬼になる決意をした少女「あきら」は、
「憎しみが魔化魍(マカモウ)を倒す力になるのではないでしょうか?」
師匠の指導方法に疑問をぶつける。

難解なテーマやストーリーを展開してきたこれまでのライダーと違いとても身近な「人間的なテーマ」に焦点を当ててることに、仮面ライダー響鬼の評価すべきところがあると思います。

05.10.16 21:56


仮面ライダー響鬼その10

成仮面ライダーになって大きく変わったのが、悪の組織の戦闘員がいなくなったこと。いわいる「ショッカーのみなさん」です。

この愛すべきやられ役たちは、実はとても重要な役割を果たしてました。

物語のとっかかり、ずっこけ、ライダーと怪人の引き立て役などなど。

戦闘員がいなくなったせいで、その代替を考えなきゃならなくなった。

仮面ライダー響鬼では、敵は言葉を持たない怪獣みたいな魔化魍。それを育てる童子と姫は、とても重要な役割をはたします。
「童子役」村田充と「姫役」芦名星の演技はまさに仮面ライダー響鬼の肝となっています。

先に述べた「役割」を見事にこなし、いまやそれ以上の存在感があります。今後もこの二人の活躍に注目です。
05.10.30 11:16




仮面ライダー響鬼その10(番号重複w)

個人的には、結構ファンです
イブキの弟子、秋山奈々演じる「天津あきら」

ついに鬼に変身したものの、鬼をやめることを決意。
イブキの弟子を辞めてしまいました。

天津あきらが鬼になったら
アカツキとかになんのか?なんだかぱっとしないなぁと思っていたのですが、結局、鬼にはならなかった。
安達明日夢も「ア○○キ」になるわけで、同じようにぱっとしないからやっぱり最後は、弟子をやめるのかな?

予断ですが、鬼に変身すると、衣服は消滅してしまいます。
あきら、どうなるんだろう?と思ってたら、やっぱり裸になってしまいましたね。監督がかわって、この辺の設定が「ないがしろ」にされるのではないかと心配したのですが、それはなかったようです。
05.11.27 20:01



面ライダー響鬼その11

「おまえはもう鬼にはなれない」
マカモウとの闘いで重症を負ったトドロキにザンキはもっともつらい言葉を告げなければならなかった。
体育会系の二人の間には、わかりやすい「男と男の絆」があります。
ここのところすっかり涙腺の弱くなってしまったワタシはボロボロと娘の隣で涙をこぼすのでした。あー恥ずかしい。

しかし、物語はいよいよ佳境へ!
医者から変身は命にかかわると宣告されているザンキ
はたして体育会系ライダー二人の運命は!

05.12.11 21:35


仮面ライダー響鬼その12

トドロキが倒れ、そしてザンキも、、、
次々と襲いかるマカモウ、マカモウ異常発生現象「オロチ」の前に鬼たちは窮地に追い込まれていく、、、

少年「アスム」の目を通して語られてきた仮面ライダーヒビキの物語も終章へと。それぞれの人間関係、成長、境遇、いろいろな変化を遂げている。ザンキとトドロキの体育会系師弟関係の物語りも、ついに終わろうとしている。

ふと、二人を見ていて「このノリはBL系か?」ともとらえられるほど熱い二人の関係。うらやましくもあり、気恥ずかしくもあり、女性から見るとどんな感じなんでしょうかね?
05.12.18 11:31

仮面ライダー響鬼その13

ついに別れのとき

ザンキは死に、トドロキは復活を遂げる
二人の奏でるツインギターは鎮魂歌

ザンキさーん、オレ、なかないッス。。。
ベタな台詞だけど、これが心に響く。松田賢二、川口真五の演じてきたザンキとトドロキの師弟の物語は、本当に見事だった。
師匠から弟子へ「ありがとうな」という言葉は、とても心地のいい響きだった。それぞれのキャラクター、世界観を作り上げて、その結果、物語に自然と引き込まれるようになる。時には鼻につくこともあったけど本当に良いものを見せてもらいました。

イブキとアキラの師弟の物語もおわり、ヒビキとアスム、そしてキョウスケの物語にも目が離せない。


仮面ライダー響鬼その14

いよいよ来週で最終回を迎える仮面ライダー響鬼

これほどに「はまって」しまった作品は珍しい
すべてを肯定するわけではないけれど、子供と一緒に観ていて、子供たちの反応から察するに、子供向けに作っていない=子供だましでないところがよかったのだと思います。


さて、残念なことに、スーパー童子と姫の話は、あまり意図が伝わらなかったというか、失敗したと思います。
子供たちも童子と姫にはあまり興味を示さず、サブストーリーとして盛り込むには、設定上無理があったようです。ライダー(鬼)たちとのからみが少なかったことで、全体的に印象が薄くなってしまったようです。

アスムとキョウスケの物語は最初、キョウスケのキャラクターにぶれを感じていたのですが、どうにかまとまりそうで、これは役者二人の努力によるところが大きいのかな?成長した思います。

そしてライダーの物語
いよいよ来週決着ですが、できれば誰も死なないで欲しいと思います。
残念だったのは、11人の関東の鬼が勢ぞろいという場面を見たかったのですが、実現するかどうかはともかく、ヒビキ、イブキ、トドロキ、ザンキのストーリーを中心にだいぶ内容がオーバー気味だったので、しかたがないでしょうか?でも、もう少し観たかったな
やられキャラ サバキの人間体とか、エイキとか
かわいそうなのは誰か一人人間体しかでてない、、、確かゴウキ?
変身したところが観たかったです。

さて、来週で最終回。是非皆さんも見てくださいね

ちなみに、新しいライダー「カブト」について、取り上げていくかどうかは未定です。
06.01.15 21:09


仮面ライダー響鬼 最終回

まずは、感謝
この1年間、本当に楽しませていただきました。

第1話、いきなりのミュージカル調、太鼓?クチから火を吐く!バイクに乗れない?
戸惑うを超える衝撃。。。

ここまで、毎週欠かさずに見てきましたが、何よりも子供たちが本当に好きで、喜んで見ている姿に、何か自分の子供の頃の感動の記憶とリンクできたような気がしています。

そもそもライダーは怖かった。
クモ男、コウモリ男、、、夢にでてきそう

そのおどろおどろしさは、序盤、十分出ていたと思う
「少年」を中心にした視点も見やすかったし、なにより役者さんがすばらしかった。

うそくさいもの、こどもだましなものには、子供は反応しない

最終話の内容については、よかった点、悪かった点、いろいろありますが、ヒビキとアスムの物語は、どこか消化不良で残念だった。
オレのそばで、、、とか、いわゆる「オレについて来い」は、ちょっと「やすっぽい」気がした。少年アスムのヒビキへの「憧れる気持ち」はもっと複雑で、純粋なもの、、、かっこよさ、つよさ、たくましさ、父親、たぶん正解は「ついて来い」ではなく「越えていけ」ではなかったのか?

夕日のシーンでエンディングもいいのだが、「少年よ、旅立つのなら♪」と歌っているように、少年の旅立ちを見送るヒビキのほうがしっくりきたのではないだろうか?

でも、これでもよい。少年とヒビキの物語は「はじまったばかり♪」なのだから
06.01.23 01:15


仮面ライダー響鬼 余韻

まだまだ気持ちの整理ができていない部分もありますが、あと数回ヒビキについてレビューみたいなものを追加しつつ、どこかで総括したいと思っております。

「クチから火を吐く仮面ライダー響鬼」
ライダーキック世代のワタシにとってはアマゾンライダー以来の衝撃でした。

変り種であることは、決して好評価にはつながらない。
奇抜さだけが取り出されないよう、細かいディテールや説得力、とくにそれを演じる側にはかなりのクオリティが要求されたに違いないし、それに耐えうるキャスティングができていたと思う

このようなことに「こだわり」をもって製作することは、なにも大人に見せるためではないはず。子供たちが引き込まれるように見入っていたのは、そのような必然があったからこそで、真剣に見ていた、、、こわがり、不思議がり、笑い、応援する。そして憧れる。
子供に憧れを抱かせるには、大人をだますより難しいのでは?とも思うのです。

子供たちはマジレンジャーの歌よりも、「少年よ」を好んで歌います。こどもが布施明の歌を熱唱している姿は、滑稽かも知れませんが、本人はいたって真剣に歌い上げます。観ていて頼もしい。
「子供らしくない」は大人が勝手に押し付けているイメージでしかないのだなと、改めて思うのでした。
06.01.30 23:24