SY-9Hはテクニクスのサイレントピアノ(Technics SM-ZS30)に付属のヘッドフォンで、これらのイヤーパッドもボロボロになってしまった。
使用するとイヤーパッドの表皮やスポンジの破片が髪や耳に付着してしまい、使用後はシャンプーしなければならない始末。
メーカーに問い合わせても、イヤーパッドもヘッドフォン自体のSY-9Hも共に生産中止で後継機種もないとのこと。
前述のオーディオテクニカATH-PRO5Vを購入し使用したものの、「ピアノ」の音ではなくクラビノーバのような「電子ピアノ」の音になってしまう。また我が家にある他のヘッドフォン(もっと高額なものも含めて)でも同じ。そんな訳で最近ではピアノをほとんど使わない日が続いていた。
近頃、たまたまSY-9Hに合ったというイヤーパッドのAmazonのカスタマーレビューを見つけ、この商品(交換用イヤーパッド イヤークッション V150 V250 V200 V300)を含むイヤーパッド計3商品を注文した。(あとはSOFTROUND 交換用 イヤーパッド イヤークッション 1ペア (70mm) とDovewill 70mm 1ペア ヘッドホンに対応 イヤパッドカバー 交換用 イヤークッション)
価格は順に175円、799円、285円。

SOFTROUNDはAmazonが直接販売しているもので、799円と価格が一番高いが梱包が最もしっかりしていて到着も早かった。次に285円のDovewillが1日位遅れて来た。175円のイヤーパッドV...は大分遅れて到着、確かフィリピンから直送で包装もイヤーパッドを入れたビニール袋に直接宛名ラベルが貼ってある簡素なものだった。
先に到着したSOFTROUNDとDovewillを取り付けてみたらどちらもSY-9Hにぴったり合った。(我が家にはSY-9Hが2つある)
両方とも似たような感じだが、Dovewillのほうがややパッド内のスポンジ部分が厚く弾力性がありソフトである。
同じモデルのヘッドフォンに銘柄の異なるイヤーパッドを取り付けたので、当然音を比べたくなる。結果は両者の間に大差はなかった。
これで我が家のピアノの使用頻度も上がるかな?
以下は上記の写真と交換作業の説明です。

イメージ 1

イメージ 2

交換前のイヤーパッド。表皮や中心部のスポンジはもう無く、パッド部のスポンジも原型をとどめておらずボロボロ


イメージ 3
Dovewillの表と裏。DovewillはSOFTROUNDに比べ裏の取付部分の寸法精度がいまいち。SY-9Hへの取り付けには支障はなかったが

イメージ 5
取付要領はオーディオテクニカ ATH-PRO5Vとほぼ同じ。こちらは完全な円形で、
取付部分も本体に対して緩いため、取付作業は楽だった。

イメージ 4
交換完了!
写真左側がSOFTROUND製、右側がDovewill製。