結婚当初から、夫から渡される10万円。
それで、日々の食費、日用品、ガソリン代、交通費をなんとかやりくりしていた。
被服費や医療費、親戚関係の交際費、そして将来に向けた貯金など、日常の生活費以外にかかるお金のことを夫に相談すると、必ず怖い顔になって黙り込んでしまう。
だから、不足分は私がなんとかするしかなかった。
妊娠してからの通院費や出産費用も、結婚前に貯めていた私のお金を切り崩して払った。
その後も幸い、在宅ワークで数万円の収入があったので、子どもにかかるお金はそこから補填した。
ずっと家にいることで、だんだんメンタルが壊れていくのを感じていた私は、土曜日だけ外で働いたり、娘が幼稚園に通うようになってからは、近所でパートをするようになった。
幼稚園の入園金、制服代、月謝。
小学校・中学校の入学時にかかる諸々のお金。
毎年恒例の、夫の実家(福岡)への交通費。
親戚づきあいにかかるお金。
全部、自分の収入から出した。
だって、お金の相談をするたびに夫は怖い顔になって黙り込むから。
その後のピリピリした空気に、私は耐えられなかったから。
私が頑張ればいい。
私が我慢すればいい。
そう思って、ずっとやってきた。
それが、いつの間にか「当たり前」になっていた。