IBM Notes V10 新機能「NotesHTTPRequest」を実装するまで-1
こんばんは
前回、 「NotesHTTPRequest」 について書きましたが
HTTPリクエストするサイトがとても少ないということで、XPagesで実装してみたという記事を書きました。
今回は、そのやり方を書いていきたいと思います。
とっても簡単ですので是非やってみてください
環境は、
RESTサービスを実装するDominoは9.0.1
NotesHTTPRequestはV10の機能なので取得するのはV10 Beta2になります。
(V10でRESTやってV10で取得しても実感わかないですからねw)
まずはDomino9.0.1側の準備です。
1)新規XPageを作成します。
ここでは「dominoJson」としました。
2)データアクセスからRESTサービスコントロールを配置します。
3)RESTサービスコントロール>基本の中にあるserviceからxe:viewJsonServiceを選択します。
4)defaultColumnsをtrueに設定します。
5)viewNameにJSONとして表示するView名を記述します。
ちなみに筆者はこのような並びのビューを指定しました。
(ビュープロパティのIBM Dominoデータサービスの操作を許可にはチェックはいれていませんでした)
6)そして忘れてはいけないのがpathInfoの値です。
ここでは「dominoJson」としてみました。
設定は以上になります。
※サンプルにしたDBはAnonymousアクセスを読者にしています。
ではURLを打ってREST出来るか確認します。
V10側のサーバー(もしくはPC)でURLを打ってみてください。
例)http://<hostname>/dbFile名.nsf/dominoJson.xsp/dominoJson
以下のように表示されれば成功かと思います
何度も言いますが、
このRESTサービスコントロールを配置したDBのサーバーはDomino9.0.1になります。
次はNotes Domino v10側の設定です。
(もちろん、Domino9.0.1とは相互認証もしていませんしドメインも違います)
1)前回の例を参考にNotesHTTPRequestを記述し、プレビューします。
2)そうすると、前回のようにJSONが取得でしました
でもでも・・・JSON取得できるけど、ラベル名がField_1とかわかりづらいんだけど・・・
そんな時は、列のプロパティになる名前を変更すれば変わります
HTTPリクエストをXPagesで実装しましたが、
これなら外部のサービスにHTTPリクエスト出来なくても自社内で検証が出来そうですね
RESTサービスコントロールの他のserviceについては他の方々がブログにしていますので
そちらも参考に是非やってみてください
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/ndday18t/
ほぼ世界同時発表のNotes/Domino V10イベントですから
もしかすると目からうろこな機能も聞けるかもしれません
では今日はこの辺で・・・
あでゅー