私がインテリアを教えているデザインスクールで
生徒さんに混ざってフランス研修旅行に行ってきました。
建築系の専門学校なので、がっつり建築巡りの旅です。
寒い寒いパリの街をメモを取りつつ
パリ20区を東西南北、縦横無尽に
電車と歩きでひたすら巡ります。
修行です
まずはモンマルトルにあるサンジャン教会
石灰岩が地盤のパリ。
弱い地盤のパリで初めて建てた鉄筋コンクリートの建築です。
おなじみ、メトロの入り口。
アールヌーヴォーを発展させた代表エクトール・ギマールの作品で
ホタテ貝をイメージしてます。
160強あったこの建築も、現在は88か所に減ってしまいました。
この文字の字体にも注目!
どんどん丘を登っていくとモンマルトルの丘の頂上に
サクレ・クール寺院。
パリには珍しい白い教会。
雨に濡れたり風化すると白くなる石トラバーチンで造られています。
ロマネスク様式とビザンティン様式の融合✨
イスラムぽさありますよね。
2019年の火災でみんなを悲しませた火事。
ノートルダム大聖堂は今どうなっているのでしょうか?
あれ?もう修繕完了?
いえいえ、燃えてしまったのはこの裏なんです…
この足場!!!見てください。
なんて美しいんでしょう。
修繕期間しか見られないこの足場、
これも芸術の一つなので記念に写真を撮っておくことおすすめします☝
オリンピックに間に合わせるべく工事を進めていたそうですが…
どうやら間に合わないようです
パリ最古のサン・ジュリアン・ルポーヴル教会。
地味なので見逃してしまいそうですが、
パリ唯一のロマネスク様式。
厚い壁に小さな窓とヴォールトの天井が特徴です。
貝殻などをモチーフにした曲線模様のロカイユ様式の
巨匠クロード・ルイス・ダヴェレール。
200年後、このコーニス装飾(建物の模様)が
アールヌーヴォーの手本となります。
この模様は中に住んでいる人が
内装のインテリアを外の人に見せられないので、
外に装飾することで金持ちをアピールしたとか。
見張り台のようなデザインのトゥーレル(tower)。
これもお金持ちの象徴でした。
その名の通り「Cafe de la Tourelle」でランチ。
パリジャンしかいないお店でおいしかった~
幸せ♡
フランス研修旅行② 建築巡りの旅
に続きます→
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