ふごうかく。 | majyotte の いろんなお話。

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魔法使い?
そう呼ばれる石やさんの不思議なお話。
お店やお家で起こるミラクルな出来事。
元保育士。2人の娘の母。賑やか家族。ワン達との暮らし。
天然石や言葉を扱う者として
感じたことを。伝えたいことを
自由に綴った物語。

2年前。

 

長女は

志望校である公立高校に届きませんでした。

 

朝。

受験番号が張り出された校内で

『ない・・・。』と言った

 

彼女の表情が忘れられません。

 

言い訳するなら

高いハードルだったのです。

ギリギリ届くかどうか

担任の先生も塾の先生も頭を抱えてしまうくらい。

 

無理に近いチャレンジ。

 

でも。我が家は彼女の意志を尊重しました。

 

結果は不合格。

 

娘のいないところでめちゃくちゃ泣きました。

あんなに一生懸命勉強してたから

合格おめでとう!って言ってあげたかった。

 

気持ちを切り替えて向かった私学の

入学説明会は

 

体育館いっぱいに人がいるのが嘘のように

静まりかえっていました。

 

子も親もうつむいて、話すこともせず

 

『いろいろな思いはおありでしょうが

今から入学説明会をはじめます』

先生の声だけが響き渡る時間。

 

残酷だけど。

 

これが落ちた。と言うこと。

 

何とか気持ちを切り替えようと。

 

規定以外の色のリボンを買って、

焼き肉食べて

カラオケ行って

前向きな歌を何曲も歌って。。。

 

色々あった1年生と

コロナの2年生。

 

次は3年生です。

 

友達もいっぱいいて

毎日面白エピソードを聞かせてくれます。

 

彼女の部屋には

開いたままのノートがあって

そこには

何とか前向きでいよう。

人生を楽しもう。

 

そんな言葉が綴られていました。

 

自分の人生は

自分の意志で変えていくことができる。

 

あの日。落ちたけど。

家族みんなショックだったけど。

 

今の学校に縁があるんやと思う。

あの時

受けさせてくれて良かった。ありがとう。

 

そう言ってくれたとき

 

彼女の意志を尊重して良かった。と

 

今もそう思います。

 

不思議な長女は

そのまんま育っています。

 

彼女のこれからが

楽しみです。。。

 

公立落ちたお母さん。。。

めちゃくちゃショックですね。

 

大丈夫。大丈夫。

 

一緒に歩んでいってあげてください。

 

あなたの愛が届きますように。。。

 

megu.