リボーン・ホーリービレッジ
先日行った本屋さん。
数学の本のコーナーに惹きつけられました。
学校の勉強的な参考書ではなくて…
「数学ガールの秘密ノート」
「虚数の情緒」
「宇宙と宇宙をつなぐ数」
「人と数学のあいだ」
タイトルだけでもワクワクします。
神聖幾何学で出てくる「フィボナッチ数列」の
伝記的絵本「フィボナッチ
自然の中にかくれた数を見つけた人」
子供の頃のフィボナッチは、
天才によくあるタイプですが、
得意なこと以外は興味がなく
子どもの頃はかなり変人扱いされていましたね。
フィボナッチ少年は、
散歩道の植物から
フィボナッチ数列を発見しました。
自然はすべてのものを、この数をもとにして作っているんだよ。
だから、いたるところにこの数がかくれているんだ。
でも、今までだれも、こんな自然の神秘に気づいた人はいなかったのさ。
⭐︎フィボナッチ数列とは⭐︎
隣り合った2つの数字を足すと次の数字が表れる
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34…
この数列は、貝の渦巻きや
台風や銀河の渦巻きにも見られます。
ひまわりの種や花びらも。
自然には数の法則が隠されているんです。
人間によって
もう発見された物もあれば、
まだ発見されていない物もあるはず。
この本棚の中で、
タイトルのセンスに唸った本がありました。
「計算する生命」
「数学する身体」
どちらも同じ著者でした。
森田真生(もりたまさお)さん
まだ30代。
しかもジャニーズにいてもおかしくないほどのビジュアル。
wikiによれば・・・
「数学をテーマとした著作・講演活動などを行う
日本の独立研究者」
だそうです。
動画がありましたので貼っておきます。
笑ってほしかったところで笑いが取れない場面もありますが、
そこは、お笑い芸人じゃないので大目にみまして、
最後に数学とは何かを語るところは、
私的には泣きたいぐらい感動しました。
数学者「岡潔」氏の名言を引用し
数学は数や計算や論理についての学問ではなく
私達の心の内側を覗き込む行為そのものの事であり
自分自身の心に出会う行為の事です。
自分自身の内にある豊かな世界
つまり「情緒」に出会うことです。
子どもに
「どうして数学を勉強するの?」
と聞かれて、
こんな風にこたえられる先生はいないと思いますが…
答えらえなくてもいいと思います。
そこは、専門家にお任せしましょう。
森田氏によれば…
作曲家の書いた素晴らしい音楽は
演奏する音楽家がいるから
一般人にもその音楽を楽しむことが出来る。
数学には、その伝える演奏者がいない。
と、いうことで…
「数学の演奏会」なるイベントを開催されています。
数学の問題をとことん解こうとする
その過程で自分自身と出会う。
これは、数学に限らないのでは?
自分の好きなことを
とことん突き詰めていけば
その先に、門が開き
本当の自分自身が
待っていてくれるのではないでしょうか?