キターーーーー

とうとうアサギマダラがやって来ました音符




つい先日もアサギマダラのことを書いたばかりなのに、『またその話~』って言われちゃいそうだけどガーン  →その時のひとりごと 




うちのすぐ近くの道端に、毎年かならず藤袴(フジバカマ)がお顔を見せてくれる場所があって…

そうそう、フジバカマって桜餅の香りがするんですにやにや
桜餅は食べられないのに、なぜか匂いは大好きなんですよねWハート 
おばあちゃん子だった私…
おばあちゃんが和菓子好きで、特に桜餅が好きだったからかも…



それはつい数日前のこと…
その日は、家から車で5分ほどのカフェで友人と待ち合わせをしていましたtea
虫の知らせ??とでもいうのか待ち合わせ時間より1時間も早く家を出たんです
そうそう、“虫の知らせ”は良い意味でも使われるんですって♪



で、いつものように車の窓から道端に咲くフジバカマをチラ見~
でも、その日は目の端っこにヒラヒラと舞う蝶々が…
『え??もしかして??まさか…ね…』
と思いながらも、とりあえず向かい側の空き地に車を止めて…



そっとそっと…
フジバカマのお花に近づいてみると…
やっぱりアサギマダラさんだったんですキャ



海を渡る蝶々
旅する蝶々
そんな風に呼ばれるアサギマダラ…
その旅は、最長2000キロにもおよぶとか…



あなたはいったいどこから来たの??
胴体のドット模様や、羽の先に並んだハート模様にもキュンとしてしまいますWハート



アサギマダラのアサギの漢字は“浅葱”
浅葱色のアサギです
浅葱色はうすい藍色のこと…
今では、明るい青緑色のことをそう呼ぶこともあるそうです



ステンドグラスを思い浮かべる透明感のある浅葱色…
アサギマダラさん、どれもこれも…きれいに撮ってあげられずでゴメンね♡



私が初めてアサギマダラのことを知ったのは、このブログを通して…
以来、この場所でフジバカマが咲くたびに
『アサギマダラがここまでやって来てくれるといいのになぁ…』
『いつか来てくれますように…』
と願っていたんです花



その日は、マスクをしていてもわかるぐらいに桜餅の匂いがプンプン漂っていて…
これだけ匂ってたらこの場所を離れられないはずだよねにやにや
私もだけどね~



秋の七草のひとつでもあるフジバカマ…
万葉時代の女性は、匂いのよいフジバカマを干した茎や葉っぱを水につけて髪を洗っていたとか…
髪から桜餅の匂いかぁ…
好きな匂いではあるけれど、髪の毛から匂うのはちょっと抵抗あるかもえへへ…



そういえば令和の出展元は、万葉集の
『梅花の歌』でしたよね



時、初春の令月にして、
氣淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を披き、
蘭は珮後の香を薫す



この歌の蘭はラン科の植物ではなく、フジバカマのことだそう…
漢方名でも“蘭草”と呼ばれるように、万葉の時代のフジバカマは蘭の名前で呼ばれることも多かったそうです



えっ??梅の時期にフジバカマ??ですよね…
当時は貴族のたしなみとして、香水のように匂袋を持つのが流行っていたとか…
匂袋だったら納得がいきますよねにへ



あっ!!すぐそばにクモの巣があるから気をつけてね!!
そう言ったらサッとそのお花から離れましたガーン
恐い魔女顔が近づいてきたら、そりゃああわてて離れるよね(笑)



でもそのあと、人と認識していなかったのか私のまわりをヒラヒラヒラ~と2周もしてくれたんですキャ
まさか!って言われそうだけどホントなんです!
もしかしたらとまってくれるかも??と期待しつつ腕を伸ばしたら、一瞬でフジバカマのお花に戻ってしまいましたガーン



ふと気づくと、友人との待ち合わせ時間まであと10分足らず…
えー!1時間近くもここにいたの?私…
友人と待ち合わせていなければ、いったいどれだけそこにいたことかん~・・・。



いつもおじゃまするブロガーさんの記事の最後に綴られていた
『いいこと、ひとつありますように』
の言葉が、いつにも増して心に残っていて…



その日は家を出てすぐに“いいこと”が…
とても幸せなひとときを過ごせました花



その後、友人とカフェで2時間ほどおしゃべりして、スーパーで買い物をして…
3時間近く経ってたかなぁ…
なのに、フジバカマのお花のところにまだアサギマダラがいたんですキャ



で、また車を空き地にとめて…
しばらく眺めてから、後ろ髪を引かれつつ家に帰りました



その翌日も翌々日も…
何度もフジバカマの咲く場所に行ってみたけれど、アサギマダラはもういませんでした



旅する蝶々さんだもん、いつまでも同じところにいるわけないよね…
またどこかへ旅立って行ったんだね
この場所を忘れないで、来年もまた来てね…



*ひとりごと*



実は、アサギマダラに会えた日は、まだまだ嬉しいことが続いたんです



友人との待ち合わせに向かう道すがら、電車の高架下の狭い道をくぐるときのこと…
その道はすれ違いが大変なので、あとから来た車が入り口の手前で待つという暗黙のルールがあるんです



向こうから来る車を待って、次は私の番ね~
というところで待っていてくれた車は、地元に何十年も住んでいるのに、この場所ですれ違ったのは初めてのパトカーでした



頭を下げて、なにげにおまわりさんのお顔を見ると…
ニッコリと微笑んでくださったおまわりさんは、いつだったかの“ゆくのきの森”でおしゃべりしたおまわりさんにソックリキャ
そのときのこと、覚えてくださってる方がいらしたら嬉しいんだけどなぁ…



お顔はハッキリと思い浮かぶのに名前がわからない、その俳優さんによく似たお顔だったおまわりさん…
といってもマスクの上の目だけだけど(笑)
いつくかぎりのワードでググったんですが、名前がわからないと見つからないんですよね…



すれ違ったおまわりさんは、目のあたりや柔和な雰囲気がそのときのおまわりさんにソックリで、もしかしたら…の再会に、なんだか嬉しくなってしまいました音符
再会ナンテ…
おまわりさんは覚えてもいらっしゃらないだろうけど(笑)



そしてその後も、最近その香りを無性に欲しているラベンダーの香りの洗濯洗剤を見つけたり、お気に入りのタニタの減塩味噌が安くなっていたり…



その日は、そんなちいさな嬉しいやラッキーがたくさんあって、アサギマダラに出会った奇跡からの他愛もない出来事が、じんわりと心に沁みた一日でした花



思いつくままにつらつらと…
そしていつもながらに長々と💦
のぞいてくださってありがとうございますWハート  



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