昨日は突然牛さんに会いたくなって、久しぶりに近くの牧場までドライブ~
とちゅうの土手の上でみつけた背高のっぽの
紫苑(シオン)さん
青空と紫苑…
ずっといつまでも眺めていたい光景でした
牧場への道すがらに見つけたお花たち
野菊
野菊は種類が多すぎて、私の知識ではなかなか特定できないので野菊そのままで~
もう背高泡立草(セイタカアワダチソウ)の季節なんですね
ちょっぴり似ている豚草と間違われ、アレルギー源だという濡れ衣をきせられることの多いセイタカアワダチソウ…
そんなセイタカアワダチソウは、虫媒花といってハナアブやミツバチなどの虫によって受粉をする植物
杉の木のように、花粉をのせて飛ばす風媒花ではないんですよね…
見上げれば、美しく色づいた野葡萄(ノブドウ)も…
このあと、天国から地獄の出来事が…
そのお話はいつもの“ひとりごと”で
とちゅう、いつものように空き地に車を止めててくてく…
あっ!いたいた~
車の窓からは見えなくて、今日は会えないかと思っていた牛さん…
原っぱで寝転んでるんだもん、見えないはずだよね
犬蓼(イヌタデ)のお花の傍らで寝そべっていた
牛さん
思い思いの姿でひなたぼっこをする牛さんたち~
限りなくのどかな光景に癒されました
牛さんに向かってひとしきり、思いつくままに一人しゃべりをしていると、どこからか大好きな『野ばら』のメロディが~
『えーー!!もしかしてもうお昼??2時間もいたの私??』
リモートワークの娘のお昼を作らなくちゃいけないのに~
と慌てて車に戻りました
*ひとりごと*
この日は天国から地獄の、思わず泣けてきそうなことがありました
その原因は、旅する蝶々“アサギマダラ”さん…
思い出せば、初めてアサギマダラに出会ったのは、地元近くの天空の城ならぬ天空のカフェにある遊歩道でした
初めて出会えたアサギマダラに、興奮しすぎてカメラを持つ手も震えて…
とりあえずカメラにおさめることはできたんですが、さぁこれからという時にあえなく電池切れ
いつだったかのブログにも書いたような??
その時のアサギマダラさんの1枚がこちらです
ピントも合ってないし、よりにもよってお腹側だし
そして二度めの出会いは、昨日訪れた牧場でした…
帰り道、たまにはいつもと逆方向に行ってみようかなと、車一台がやっと通れるほどの細い道を下っていたときのことでした
なにか変わったお花でも咲いてないかなぁと、道路脇を右に左にキョロキョロしながら、ゆっくりゆっくり下っていると、道からすこし奥まったところに咲いていたヒヨドリバナに、まさかまさかのアサギマダラが数頭…
ヒラヒラと群がっていたんです
たしからこのこともいつだったかのブログに書いたような…
まさに奇跡のような光景に、めったに車も通らない場所だからいいやと、道のど真ん中に車を止めたまま、いざ撮ろうとカメラを構えたところで、後方から一台の車がやってきて…
慌てて車を移動し、急ぎUターンして戻ってみると…
悲しいかな…
アサギマダラは一頭もいませんでした
そんなこんなの昨日が3回目の出会いでした
美しく色づいた野ぶどうの実を見つけ、夢中で写真を撮っていたところ、どこからかヒラヒラと美しい蝶々が舞い降りてきて…
それがなんと、ここ数年出会えないでいたアサギマダラだったんです
『お願い!!どこかにとまって~!!』
声に出すと逃げてしまうかなと、一生懸命心で願っていたら、足元のアキノノゲシのお花にとまってくれたんです
喜んだのもつかの間、ピントがなかなか合わせられない私…
アキノノゲシのお花の蜜もお口に合わなかったのか、すぐにまたヒラヒラと舞い上がるアサギマダラ…
『お願い!!ここにいて~!!』
の願いも空しく、雑木林の茂みの奥へと飛んでいってしまったアサギマダラでした
カメラにはおさめられなかったけれど、美しい姿はしっかりと目に焼き付けたもんね…
と自分で自分をなぐさめて…
昔々…
娘が小学生の時の運動会で、各自が手作りの花笠を持って花笠音頭を踊るというプログラムがあったんです
みんな同じ体操服だから、ビデオを撮るときに娘が見つからなかった時のために、目立つようにとハイソックスを履かせた私でしたが…
ただ一人のハイソックスの子を目印に
『いたいたー!!ハイソックスを履かせて正解だったわ~!!』
と嬉々としながらビデオを回し、その夜、運動会に来られなかった私の父と母に見せようとテレビに映し出したところ…
映っていたのは、まさかまさかの見知らぬ女の子
娘はハイソックスがイヤで裸足になっていたそうなんです
こんなことなら、ビデオなんて撮らずにちゃんと自分の目で見ればよかったと、すごく後悔…
そんなことを思い出し、撮ることにこだわりすぎてちゃダメだなって、あらためて反省もした昨日の出来事でした
のぞいてくださってありがとうございます
コキリ