朝の忙しい時間、ティファールでコーヒーを淹れようとした瞬間にブレーカーが落ちて真っ暗に……。
そんな経験をすると、次に使うのが少し怖くなってしまいますよね。
実は、ティファールの電気ケトルがどれくらいの電気を必要としているのかを知っておけば、こうしたトラブルは未然に
防ぐことが可能です。
調べてみたところ、キッチン家電の組み合わせ方には、ちょっとしたコツがあることが分かりました。
ティファールの定格消費電力は「1250W」が主流
現在販売されているティファールの電気ケトルの多くは、定格消費電力が1250Wに設定されています。
人気の「アプレシア」シリーズや大容量の「ジャスティン」シリーズ、温度調節機能付きのモデルも、基本的にはこのワット数
です。
日本の一般的な家庭用コンセントは100Vなので、1250Wのケトルを使うと、一度に約12.5A(アンペア)の電流が流れる計算に
なります。
これはキッチン家電の中でもかなり大きな消費電力であり、お湯を素早く沸かせる理由でもあります。
一部のモデルではワット数が異なる場合もありますが、基本的には「1250W」と考えておけば間違いありません。
この高い出力があるからこそ、カップ1杯分のお湯を約1分という驚きの速さで用意できるのです。
他の家電と併用するとブレーカーが落ちやすい理由
「ティファールを使っただけでブレーカーが落ちた」という悩みは、ネット上の相談サイトでもよく見かけます。
これには明確な理由があり、多くの家庭で各回路(安全ブレーカー1つ分)の容量が「20A」までに制限されているためです。
先ほど説明した通り、ティファール単体で約12.5Aを消費します。すると、その回路で残されている容量はわずか7.5Aほどしか
ありません。ここに他の家電を組み合わせると、簡単に20Aの壁を超えてしまうのです。
特に電子レンジやオーブントースターも10A〜14A程度の大きな電流を必要とするため、これらと同時にスイッチを入れると、
ほぼ確実に容量オーバーとなりブレーカーが作動します。
キッチンで安全に併用するための注意点
キッチンで複数の家電をスムーズに使うには、コンセントの「回路」を意識することが大切です。
壁にあるコンセントが複数あっても、それらが同じ安全ブレーカーにつながっている場合、合計で20Aまでしか使えません。
理想的なのは、ティファールを単独のコンセントで使用することです。
どうしても他の家電と同じ場所で使いたい場合は、ケトルでお湯を沸かしている数分間だけは、電子レンジや炊飯器、トースターの使用を控えるといった工夫が必要です。
また、延長コードの使用にも注意が必要です。
もし利用する場合は、必ず定格15Aのものを選び、他の機器と併用せずに単独で使うようメーカーも注意を促しています。
1250Wで沸かした時の気になる電気代
「ハイパワーだと電気代がかさむのでは?」と心配になるかもしれませんが、実はそれほど高額ではありません。
1250Wのケトルでカップ1杯(約140ml)のお湯を沸かすのにかかる電気代は、わずか0.7円程度です。
1日5回コーヒーを飲むために使ったとしても、1ヶ月の電気代は100円を少し超えるくらいで済みます。
これは、短時間で一気に沸かし終えるため、電力を消費する時間そのものが非常に短いためです。
電気ポットのように24時間ずっと保温し続けるのと比べると、必要な時に必要な分だけ沸かす電気ケトルの方が、結果として
光熱費を抑えられる傾向にあります。
効率よくお湯を沸かし電気代を節約するコツ
日々のちょっとした習慣で、さらに効率よく、安全にティファールを活用できます。
最も基本的なのは、欲張らずに「使う分だけ」の量で沸かすことです。
水の量が少なければ沸騰までの時間も短くなり、消費電力も抑えられます。
また、沸騰中は必ずフタをしっかり閉めておくことも忘れてはいけません。フタが開いていると熱が逃げて沸騰が遅れるだけで
なく、自動電源オフ機能が正しく働かない原因にもなります。
意外と知られていないのが、ケトル内部のメンテナンスです。
使い続けると底面に白い水垢(ミネラル分)がたまりますが、これがヒーターの熱伝導を妨げ、余計な電気代を発生させてしまいます。
定期的にクエン酸などでお手入れをすることで、買った時のようなスピードを維持できます。
ユーザーの口コミから見える使い勝手の傾向
実際に使っている人の声を集めてみると、やはり「お湯が沸く速さ」については非常に高い満足度が得られているようです。
朝の忙しい時間帯に、数分で準備ができる点は手放せない魅力と感じる人が多いのでしょう。
一方で、やはりワット数の高さゆえの苦労も垣間見えます。
電子レンジと併用して失敗したという声や、家族が別の部屋でドライヤーを使い始めた瞬間に落ちてしまったという体験談も
あり、ハイパワーゆえの「同時使用への配慮」は必須と言えます。
また、最近のモデルでは温度調節機能がついたものも増えており、「赤ちゃんのミルク作りや日本茶を淹れる時に、ちょうどいい温度で止められて便利」といった、機能面での進化を喜ぶ傾向も見られます。
まとめ
ティファールのワット数は1250Wと高めですが、その分スピーディーにお湯が沸くという大きなメリットがあります。
ブレーカー対策としては、電子レンジやトースターといった「熱を発する家電」との同時使用を避けるのが鉄則です。
電気代は1回あたり1円未満と安価ですので、無理に一度にたくさん沸かして長時間放置するよりも、都度必要な分だけ沸かすのが最も経済的で安全な使い方と言えるでしょう。
上手に付き合えば、毎日の生活をぐっと便利にしてくれる頼もしい存在になります。
淡々とまとめましたが、日々の生活の中でのちょっとした「電気のやりくり」を意識するだけで、あの突然の停電のストレスからは解放されるはずですよ。
参考になれば幸いです。