毎日の朝食やお弁当作りに欠かせないゆで卵ですが、お鍋でお湯を沸かして時間をきっちり測るのは、忙しい時間帯には少々手間に感じてしまいます。

そんな中で、セットするだけでほったらかしで半熟卵ができると話題のゆで卵メーカーがとても気になっていました。

 

そこで、本当に失敗せず理想のゆで加減になるのか、また購入後に後悔するような落とし穴はないのかを、ネット上の情報から探ることにしました。

基本的には非常に優秀な時短アイテムですが、選ぶタイプや使い方によっては、思っていた仕上がりと違うと感じてしまうデメリットも潜んでいます。

ゆで卵メーカーの基本情報

ゆで卵メーカーは、大きく分けてコンセントに繋いで単体で調理する電気式と、水と一緒に容器に入れて電子レンジで加熱するレンジ式の2種類が存在します。

 

電気式の代表格としては、一度に最大6個まで調理できて温泉卵機能も備えたコイズミの製品(約3,000円〜4,000円台)や、鶏卵1個から作れる超コンパクトなレコルト(税込3,300円)などが知られています。

さらに、フッ素加工の内釜で蒸し料理も得意なアピックスのエッグマイスター(約5,000円〜6,000円台)も人気を集めている様子です。

 

一方のレンジ式は、1,000円台前半と非常にリーズナブルな曙産業の「レンジでらくチン!」シリーズや、スリーコインズが展開する880円のスタイリッシュなモデルなどが定番と言えます。

どちらのタイプも、少量の水を使って効率よく卵を蒸気加熱する仕組みになっています。

ゆで卵メーカーの悪い口コミ

手軽そうに見えるゆで卵メーカーですが、実際に使っている人たちの声を調べてみると、いくつか共通する不満点や気になるポイントが見えてきました。

水受け部分の焦げやカルキ汚れが目立つ

電気式を使用している人の間でよく指摘されているのが、水を加熱するプレート部分のお手入れについてです。

使っていくうちに受け皿に茶色い焦げ付きや白い水あかが固着してしまう、毎回きれいに拭き取らないと汚れが蓄積していくといった感想が多く見られます。

これは、卵から落ちた成分や水に含まれるミネラル分が急激な加熱によってプレートに焼き付いてしまうことが原因です。

汚れがひどくなるとクエン酸を使った漬け置き掃除が必要になるため、お鍋を洗うよりもかえって手間だと感じる人もいるようです。

卵のサイズや水温で仕上がりが変わってしまう

特にレンジ式や一部の電気式において、説明書通りに設定しても半熟にならなかったり、逆に固茹でになりすぎたりするという声が上がっています。

 

冷蔵庫から出したばかりの卵を使うか、あるいは常温に戻すかによっても加熱時間が変わる、さらには卵のサイズで固まり具合にバラつきが出るという戸惑いが生じているためです。

製品自体の初期温度やサイズ、地域の水温、さらには電子レンジの出力差に加熱状況が左右されてしまうのが主な理由と考えられます。

自分にとってのベストな加熱時間や放置時間を見つけ出すまでは、多少の試行錯誤が必要になる傾向があります。

使用後の本体やフタが熱くて触りにくい

調理が終わった直後の取り扱いについて、特にレンジ式で注意喚起の口コミが多く見受けられました。

加熱直後は容器のストッパー部分が熱々になっていて素手で持つのが危ない、フタを開けるときに一気に熱い蒸気が吹き出してきてヒヤッとしたという意見が目立ちます。

 

レンジ式は容器全体が高温の蒸気で満たされるため、電子レンジから取り出す際にはミトンを着用したり、少し時間を置いてから触るなどの配慮が必要です。

忙しい朝に焦って作業をしようとすると、思わぬ熱さに驚くことも多いため、慌てずに取り扱う必要があります。

ゆで卵メーカーの良い口コミ

不満な声がある一方で、全体としては買ってよかったと絶賛するコメントが圧倒的に多くなっています。

特にどのような点が喜ばれているのか、詳しくまとめました。

朝の忙しい時間にほったらかしにできる

最も多く寄せられているのが、調理中の時間を他の作業に充てられるという喜びの声です。

身支度を整えたり、髪をセットしている間に勝手にゆで卵ができあがっている、お湯が沸騰するのを待つ必要がなく、タイマーを気にするストレスから解放されたと大好評です。

火加減をずっと見守る必要がないため、バタバタしがちな朝の準備に精神的なゆとりが生まれる点が最大のメリットとして捉えられています。

なぜかお鍋で茹でるより殻がツルンと剥ける

多くのユーザーが驚いているのが、剥き上がりの美しさとスムーズさです。

いつも殻が白身にくっついてボロボロになっていたのに、これを使うと嘘のように綺麗に剥ける、ピンで開けた小さな穴の効果もあり、つるっと一瞬で剥けて快感といった意見が目立ちます。

 

専用メーカーで効率よく蒸気調理を行うことで、卵全体に均一に熱が入り、白身と殻の間の膜が剥がれやすくなることが好影響を与えていると考えられます。

コンロや電子レンジを塞がずに済む

特に電気式を選んだ人たちから高く評価されているのが、キッチン効率の向上です。

お弁当のおかずを作るためにガスコンロをフル活用している時でも、隅っこでゆで卵を同時に進められる、レンジも別のおかずの温め直しに使えるので助かるという声が寄せられています。

 

一口コンロのアパートに住んでいる一人暮らしの人や、品数の多い朝食を用意する家庭にとって、調理スペースを一切占有しない電気式は非常に心強い味方となっているようです。

出来たての温かい温泉卵をいつでも楽しめる

温泉卵モードを搭載した電気式機種では、市販品とは異なる贅沢感を味わえるという点も人気です。

冷蔵庫で冷えた温泉卵ではなく、ほんのり温かくてとろとろの温泉卵をトッピングできるのが幸せ、うどんや丼ものにのせるとお店のような仕上がりになると喜ばれています。

 

温度調節が非常にシビアな温泉卵を、ボタン一つで失敗なく自動調理してくれるため、卵料理のレパートリーが一気に広がります。

ゆで卵メーカーのメリットとデメリット

これまでの評判を踏まえ、お鍋で茹でる場合と比較したメリットとデメリットを客観的にまとめました。

 

メリットとしては、なんと言っても仕上がりの再現性の高さが挙げられます。

毎回タイマーをセットして火加減を監視する手間がなく、少量の水(電気式ならわずか十数ミリリットル)だけで調理できるため、ガス代や水道代の節約にも繋がります。

また、火を使わない安全性の高さから、お子様のお手伝いやご高齢の方へのプレゼントとしても安心感が違います。

 

一方でデメリットは、一度に茹でられる個数が3個から6個程度に限られている点です。

大家族で一度に10個以上のゆで卵を作りたい場合には、大きなお鍋で一気に茹でてしまった方が効率的でしょう。

また、キッチンに新たな調理器具が増えるため、どうしてもわずかながら置き場所を確保しなければならないのも留意すべき点です。

電気式とレンジ式、どちらを選ぶべき?

どちらのタイプを購入するかは、非常に悩ましい選択肢です。

それぞれの特徴から、ご自身の生活リズムに合う方を検討してみてください。

 

電気式(コンセントタイプ)は、本体価格が3,000円から6,000円台と比較的高めですが、調理が終わると電子音でお知らせしてくれる製品が多く、温泉卵やスチーム蒸し料理(サラダチキンやプリンなど)といった多機能性が魅力です。

また、お弁当作りでガスコンロと電子レンジを同時に回したい時でも、完全に別枠で調理を進められるのが強みと言えます。

 

レンジ式(電子レンジ調理タイプ)は、1,000円前後の低予算で気軽に手に入るのが大きな魅力です。

電気部品がないため、使用後にパーツをすべて食器用洗剤で丸洗いできる手軽さもあります。

ただし、加熱している間は10分以上も電子レンジを占領してしまうため、朝ご飯の準備でレンジを頻繁に使う人にとっては、かえって効率が悪くなる可能性があります。

ゆで卵メーカーが合わない人とおすすめな人

調べる中で分かった、このアイテムを最大限に活かせる人と、逆に購入しても使わなくなってしまう人の特徴を整理しました。

合わない人

  • 一度に7個以上の大量のゆで卵をまとめて作りたい人
  • キッチンの収納スペースや作業スペースに全く余裕がない人
  • 朝の準備で、電子レンジを常におかずの温め直しにフル活用したい人(レンジ式検討の場合)
  • ゆで卵を食べる頻度が月に1〜2回と極めて低い人

大量調理が必要な家庭や、使用頻度が低い場合は、手持ちのお鍋で十分事足りるため、わざわざ専用器具を導入する必要性は薄いかもしれません。

おすすめな人

  • 筋トレやダイエットをしており、毎日卵を欠かさず食べる人
  • 朝のお弁当作りや朝食の準備を、少しでも「ほったらかし」にして時短したい人
  • お鍋での茹で加減がいつも安定せず、黄身が固くなりすぎたり殻がうまく剥けなかったりして困っている人
  • 一人暮らしなどでコンロの数が限られており、調理スペースを有効活用したい人
  • 夏場にコンロの火の前に立ってキッチンを暑くしたくない人

日頃から卵を食べる習慣がある人や、マルチタスクをこなす朝の負担を少しでも減らしたい人にとっては、生活の質が大きく向上する調理器具です。

後悔しないためのゆで卵メーカーの選び方

最後に、購入する製品を絞り込む際のチェックすべき3つの基準を提案します。

 

第一に、何個用のモデルを選ぶかという「容量」です。

一人暮らしでお弁当用に1個だけ作りたいならレコルトのような極小サイズが最適ですし、数日分の作り置きや家族分を一度に用意するなら4〜6個調理できるコイズミやアピックス、曙産業の大きめサイズが役立ちます。

 

第二に、お手入れのしやすさです。

電気式を選ぶ場合は、水受けプレートに「フッ素樹脂加工」が施されている改良モデル(アピックスのAEM-422など)を選ぶと、焦げ付きがサッと拭き取れるためお手入れのストレスが劇的に軽減されます。

レンジ式の場合は、ストッパーなどのパーツがシンプルで水切れが良いものを選ぶのがコツです。

 

第三に、作りたいメニューの幅です。

単純なゆで卵(半熟・固ゆで)だけで十分なのか、それとも温度管理が面倒な温泉卵も日常的に作りたいのかによって選ぶべき機種は変わってきます。

ご自身の食生活を振り返り、本当に必要な機能を見極めることが大切です。

ゆで卵メーカーの評判まとめ

ネット上のリアルな評判を調べた結果、ゆで卵メーカーは単なる「卵を茹でるだけ」の道具ではなく、朝の貴重な時間を生み出し、殻剥きのストレスを解消してくれる画期的な時短家電であることが分かりました。

 

電気式の焦げ付きや、レンジ式の時間微調整といった多少のデメリットや慣れは必要なものの、お鍋を監視し続ける手間をなくせる恩恵はそれ以上に大きいと感じます。

ご自身の予算や朝の電子レンジの使用状況を踏まえて、最適な一台を見つけてみてください。

購入を検討される際の一助となれば幸いです。