ほぼ毎月送られてくるダイナース
クラブ会員誌”SIGNATURE”。
今月号(1&2月号)は、イタリア
高速列車”イタロ”の特集です。
イタリアの高速列車”イタロ”とは
フェラーリのモンテゼーロ会長と
トッズのディエゴ・デッラ・ヴィッレ
社長らの共同出資により設立さ
れた鉄道会社NTVが2012年
12月から運行を始めた高速列車
であります。
このダイナースの会員誌は、いつ
も庶民にとっては、到底無理だろ
う位に思える価格帯のものばかり
紹介されているので、今回もどう
せ・・・という感は拭えないのです
が、あくまで参考にという事で・・。
はい。アリタリア航空とツアーの
紹介が見開きで、いつも通りの
こんな感じです(笑。
<高速列車”イタロ・club”で巡る
イタリア周遊8日間>
というツアー。
5月7日とか6月11日とかシーズ
ンオフの平日のツアーにも関わら
ず、アリタリアのビジネスを使った
りするので1名様あたり¥998、
ダイナース側からすると、”すごく
お得なツアーですよ”的な感覚で
紹介しているのでしょうが、平日
に1週間以上休暇が取れ、2人
で行ったとすると軽く200万円以
上払ってこのツアーに参加できる
ような人物が、そうそういるので
しょうか?
きっと、老後を楽しんでいるお金
持ちの人をターゲットにしている
かとは思うのですが、我ら現役
仕事人からすると、ほんと何度も
言うようですが・・・
現実離れし過ぎ
しかしながら、このイタロ、一度
フェラーリ深紅のボディカラーに、
名匠ジョルジェット・ジウジアーロ
がデザインに携わり、”フェラーリ
ー特急”という愛称でも親しまれて
います。
列車なのに、先頭車輌はブリスタ
ーフェンダーらしきデザインにな
っています。
新幹線のデザインは現実的な速
さ、安定性等全て計算された上で
の究極デザインなのでしょうが、
自分的には、こういう理屈抜きの
カッコ良さに大いに惹かれます。
外観の迫力、デザイン、そして
シートのデザイン、革の上質さ、
ケタ違いのカッコ良さです。
切符の販売機?までこのカッコ
良さ。
ランボルギーニー、アルファロメオ、
マセラティ、フィアット、ランチャと
イタリアのメーカーの車はどれも
独創的でデザイン自体はほんとに
素晴らしいと思っています。
一生に一度くらいはこんな超贅沢
な旅をしてみたいものです。
今のところ、行ける気が
しませんが(笑。