先日仕事の合間に、映画
79年にイランで起きたアメリカ大使館
人質事件で、実際にCIAが行った架空
のSF映画の製作を口実に使った驚愕
の救出作戦を緊張感溢れる筆致でスリ
リングに描き出した衝撃の実録ポリティ
カル・サスペンス。
監督・主演を務めるのは
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」
「ザ・タウン」
のベン・アフレック。
共演にブライアン・クランストン、
アラン・アーキン、ジョン・グッドマン。
1979年11月。革命の嵐が吹き荒れ
たイランで、民衆がアメリカ大使館
を占拠して、52人の職員を人質に
とる事件が発生する。
その際、裏口から6人の職員が
秘かに脱出し、カナダ大使の私邸
に逃げ込んでいた。
しかしこのままではイラン側に見つ
かるのは時間の問題で、そうなれ
ば公開処刑は免れない。にもかか
わらず、彼らの救出は絶望的な
状況だった。
そこで国務省から協力を求めら
れたCIAの人質奪還の専門家、
トニー・メンデスは、ある計画を
練り上げる。
それは、架空の映画企画を
でっち上げ、6人をロケハンに
来たスタッフに偽装させて出国させ
るというあまりにも奇想天外なもの
だった。
さっそくトニーは「猿の惑星」の特
殊メイクでアカデミー賞に輝いた
ジョン・チェンバースの協力を取り
付けると、SFファンタジー大作
「アルゴ」の製作記者発表を盛大
に行い、前代未聞の極秘救出作戦
をスタートさせるのだったが…。
とても興味深く面白い作品でした。
ところで映画館内は現在、12月1
日から公開の
”007 スカイフォール” 一色。
今回もやっぱりIMAXで。
IMAXは映像、音響ともに通常の
ものとは段違いに良いのです。
ダニエル・クレイグ、色気のある
オヤジでとてもカッコイイですね~
彼の他の作品では全く感じません
が、007シリーズではそんな風に
私は感じております。
今回は、記念すべき作品という事
で、ボンドカーがDB5というのも◎
と思っている人も多いはず。
DB5は、『007トゥモロー・ネバー
・ダイ』(1997年)や『007カジノロ
ワイヤル』(2006年)にも登場。
しかし、ジェームズ・ボンド自身
がカーチェイスシーンで運転す
るのは、1964年の『007ゴールド
フィンガー』以来になるという。
このアストンマーチンDB5には、
英国のナンバープレート、
「BMT 216A」を装着。これは
1964年公開の『007ゴールドフィ
ンガー』当時そのままの演出だ。
イヤイヤほんと楽しみです。。