昨日の夕方、F-1中国GPの決勝
でした。
予選で3位ポジションを取った
小林可夢偉選手、見事期待の逆を
つき、なんと
10位!?フィニッシュ。。
あ~あ、やっぱり・・・みたいな・・。
スタートをミスしたわけでもないのに
伸びが鈍く、ライコネン、後ろのバトン
に抜かれ、1コーナーでイン側に入れ
ずに行き場を失い、さらにハミルトン、
8番手からスタートしたチームメイトの
S・ペレスにまで抜かれ、一気に7位
本人の決勝後のコメントでは、
”動き出しは良かったけど、その後
が伸びなかった。原因は解らない。
今回は流れが悪かった。”
という事ですが、前日まであんなに
”流れ”は良かったはず。
というか、チームメイトである8番手
スタートのS・ペレスは普通のスター
トをきって、一時はトップをも走る
快走。
これじゃこの世界最高峰モータース
ポーツレースであるF-1ではなに
を言い訳を言おうが話にならない・・。
小林可夢偉選手だけはなにか違う
ものを見せてくれるはずと大いに
期待していましたが、どうやらすでに
ピークが過ぎていると感じてしまう。
色々な意味でとても残念。
逆にメルセデスのN・ロズベルグは
見事にやりました!!
チャンスをものにする者
チャンスを棒にふる者
の差です。
何度もいってますが、こういうもの
をもっていないと、F-1では間違い
無く生き残れません。
またこれで、日本人選手の評価が
下がった気がします。
来年、いや当分F-1には、日本人
選手がいなくなるのではないか?
N・ロズベルグの今回の勝ち方は逆に
元々の高評価を更に一気に上げる位
の、色々な意味でとても凄い勝利。
F1参戦111戦目にして初のポール・
トゥ・ウィン、ポールポジションも優勝も
全て初という快挙。
そしてメルセデス・ベンツの勝利が
1955年9月のモンツァでファン・
エマニエル・ファンジオ以来という事
から、57年ぶりにメルセデス・ベンツ
に勝利を捧げたという3つの意味合い
を持つ快挙!。
”もっている”男ですね。
小林可夢偉選手,下手に予選で4番手
なんかとらない方がよかった。。
その方が来年もまだシートがあった
かもしれない・・。
お金の持ち込みも無い、トップドライ
バー並みの境遇でザウバーチームに
いるのだから、よけいにその位の”力”
をアピールし続けないと駄目だと思う
わけなんです。
さらに今回は、いつもの予選10~13
番手位だったら決勝10位でも
”まあよくやった”
になるだろうけど、逆にこれだけ落とす
と印象が悪過ぎて、来年のシートが
かなり危ない。
今回のレースは昨日も言いましたが
、それ程に大事だったハズのレース。
本日の”東京中日スポーツ”新聞も
こんな見出し・・・。
日本のモータースポーツファンの
”落胆”さが現れています。
次の世界に通用する日本人選手の
出現を待ちましょう・・。