Bクラスは、常に在庫である程に取り扱っておりますが、
なぜかAクラスはたまにしか入りません。
早速車輌確認の為に試乗をすると・・・
「オートトロニック」という名のCVT(ベルト式無段変速)が
とてもスムーズ。
Bクラスも悪くないですが、それよりさらに良い感じです。
ロックアップ付きのトルコンが間に入るのでクリープがしっかり
あるし、低回転が得意なエンジンとのマッチングがいい。
旧世代のCVTは回転上昇と加速感のズレが気になって
ましたが、最近のものはどれもかなり良くなっています。
Aクラスのものは、その最高峰の出来といっても良いでしょう。
メルセデス、流石です。
Audiがマルチトロニックと呼んでいる変速機。
これは一般的にはCVTと呼ばれる物。
完成していたようで、第2弾として登場したA4はそれに輪を
かけて洗練され完成した状態で市場に投入されました。
そして今回のビッグマイナーチェンジを受けたNewA4の
マルチトロニック、さらに細かい点が確実に改良されている
のが解ります。
ベンツ程ではありませんが、発進時のみ上手くあわせれば、
あとは逆にCVTの利点を感じる様な、全く違和感の無い
スムーズなものです。
”ホントにCVTは燃費が良い?”
理論からすればCVTの有利であること間違いない。
トルコンによる滑り損失ないし、変速レンジが広いので、巡航時
の回転数を5速ATの5速ギアより落とすことが可能。
常に最適なギアレシオを選ぶことによりエンジンの効率的な
使い方も出来る。登り坂など4速だとパワー足りず、かといって
3速に落とせば回転数上がりすぎて効率悪い、みたいなことも
ないのです。
だからこそ自動車メーカーは必死でCVTの開発を進めている
のでしょう。