私の自宅のすぐ近所(川崎市幸区)に、ちょっと
本格的?な感の外観のラーメン屋があります。
店名は、”麺童虎徹”。
近所なので、たま~に行っておりました。
味はなんて事はない、ごく普通の”家系”?。
不味くはないですが、美味しいとも思わないと
いった、インパクトの無い味。
見えます。
そんなある日(2ヵ月程前)に突然、、シャッター
が閉まりました。
”ついに潰れたか・・・”
と思っていましたが、いっこうに看板もそのまま
ですし、”どうなっちゃったんだろう?”と思っていた
矢先、つい数日前に、突然店が営業しております!
昨晩、残業で遅くなった為に、近所の飲食店もほとんど
開いている所も無かったので、試しにお邪魔して
みました。
久々の半年ぶり位の入店。
前が前でしたので、なんの期待もしていません。
あんまり覚えてもいませんが、どうやらメニューが変わった
ようです。
で”虎徹ラーメン”という看板メニューらしきものをオーダー。
出てきたラーメンは、見た目からして以前のものとは全然
違いました。
焦がし醤油の魚介系?みたいな黒いスープに細麺。
食して見ても、以前の普通の味が嘘のようなまるで違う味。
とても美味しい!!
激戦区にもっていっても勝負できる位の味だと思います。
ここの店主のこの心意気みたいなものに、とても感心させ
られました。
通常は、結局町並み、客層に流され、”こんなもんか・・”
”しょうがない”みたいにダラダラと続けてしまうパターン、
もしくは向上心のある店でも、営業しながら”新メニューを考え
ていく”というのが通常の姿なハズ。
それがこの店、何ヶ月も店を閉め、自分の納得のいく味を
創り出し、そして看板も変えずまた復活、という聞いたこと
の無いような事をやり遂げたのです。
なかなかできる事じゃありません。
何ヶ月も休むという大きなリスクを、スパッとやり遂げるここの
店主、お会いした事もありませんがほんとに凄い人だと、なんだか
昨晩は一人で感心しておりました。。