特別展「写楽」(2011年4月5日~5月15日)が開催されます。
過去、日本を仏像ブームに導いた仏像展と同様、超話題の特別展です。
仏像で例えるならば、”興福寺の阿修羅像”級ばかりを集めたような展示会。
”写楽”ブームでも起こりそうな位の夢のラインナップであります。

寛政6年(1794)5月、豪華な雲母摺りの役者大首絵28枚を出版して浮世絵界に突然姿をあらわし、翌年1月までに140点をこえる浮世絵版画を制作しながら、その筆を断って忽然と姿を消した東洲斎写楽。
写楽は、その生涯が不明なため「謎の絵師」とも呼ばれています。
特別展「写楽」では約140図、約170枚の作品を世界各国の美術館から集め写楽版画の全貌を紹介する大規模展。お花見客の賑わいを凌駕する人気となることは必至。
写楽の残した作品は140図以上が確認されていますが、写楽自身については「謎」のまま。ただし、描かれた歌舞伎の上演時期からおおよそ制作時期が4つに区分されるとのこと。
「写楽展」に出品される代表作をご紹介。
一期
特別展「写楽」開催概要
会期:2011年4月5日(火)~5月15日(日)
休館日:4月25日(月)
会場:東京国立博物館 平成館
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
開館時間 :午前9時30分?午後5時 ※入館は閉館の30分前まで
(金曜日は午後8時、土・日曜日、祝日は午後6時まで開館)
主催:東京国立博物館、東京新聞、NHK、NHKプロモーション
協力:国際浮世絵学会
後援:文化庁
協賛:日本写真印刷、三井物産
会期:2011年4月5日(火)~5月15日(日)
休館日:4月25日(月)
会場:東京国立博物館 平成館
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
開館時間 :午前9時30分?午後5時 ※入館は閉館の30分前まで
(金曜日は午後8時、土・日曜日、祝日は午後6時まで開館)
主催:東京国立博物館、東京新聞、NHK、NHKプロモーション
協力:国際浮世絵学会
後援:文化庁
協賛:日本写真印刷、三井物産

東洲斎写楽
左から「三代目市川八百蔵の曾我の十郎祐成」、「六代目市川団十郎の曾我の五郎時宗」、「市川鰕蔵の工藤左衛門祐経」
アメリカ・シカゴ美術館蔵

東洲斎写楽「三代目市川高麗蔵の亀屋忠兵衛と初代中山富三郎の新町のけいせい梅川」
イギリス・大英博物館蔵
三期