入院6日目、手術からはや5日。

昨夜はマイスリーを貰ったがやはり

眠れなかった。

でも出勤するわけでなしと思うと

大して平気だ。


むしろ、今夜に限っては眠れなくてよかった

のかもしれない…


術後、ずっと全く排便がなく、

マグミットを2錠に増量してもやはり

効果はなかった。

予告された通り、昨夜寝る前にセンノシド2錠

処方され、そちらも服用した。


結局眠れずゴロゴロして過ごして

明け方4時頃、

お腹がとても活発に動きはじめ、軽く痛みが

した。

これは間違いなくキター!!と思い、

皆が寝静まっているのをいいことにオナラを

垂れ流しながら、いそいそとトイレへ向かった。


そしてトイレに入り、下着代わりにつけている

パンツタイプのオムツをおろすと…

「ち、ちびってるやんか?!」


汚い話ですいません。

マグミットを飲みまくって散々柔らかく

なった物体が、センノシドの激しい効果で

質量を感じさせないスムーズさでオナラと

同時に射出されていたのだった。


確かにちょっと感覚が違うような気はした。

しかし、待ちに待った便意の嬉しさが勝り

そこを厳密に突き詰めようとはしなかった。


まあそれはいい。

問題は、ズボンを少し汚してしまったこと

だった。

幸い、廊下や上衣など他は何も汚していなかっ

たが、当然このままでは病室に戻れない。


スタッフステーション(ナースステーション)に

行ったが、誰もいない。

部屋にはナースコールがあるが、臭いもするし

4人部屋で「ちびりました」とはとても言えない。


仕方なくステーション前で佇んでいると

巡回の看護師さんが病室から出てくるのが

見えた。


「どうなさいましたー?」

天使来迎…昇天


実は…と説明すると、天使は優しい笑顔で

「大丈夫ですよー。着替えとタオルお持ちしま

すね。」


さらに、

「あ、シャワー室も使いますか?」

天使はどこまでも天使だった。


シャワー室は予約制、利用時間も決まっていて

当然ながらこんな早朝は時間外だ。


天使、ありがとうございます。

朝の巡回、一人で忙しいだろうに。

下手したらお母さんより年くったおばはんが

トイレを失敗した尻拭い(そのままだ)。


でも本当に助かった。

ウォシュレットで念入りに洗ったあとで

シャワーでさっぱりし、

洗いたての寝間着に着替えて無事私は

部屋に戻ることが出来た。

天使は汚れた着替えやタオルもきちんと

処理してくださった。


ありがとうございます。早朝の天使さま。


そして、蛇足ながらもう一点。


私は入院の際、下着の着替えを持たず、

代わりに介護用パンツタイプのオムツを

持ってきていた。


かつて、子宮腺筋症で生理のたびに

とんでもない出血があったので、

夜用ナプキンはおろかパンツタイプの

ナプキンでも間に合わず、

介護用オムツ4回吸収タイプに介護用

シートを重ねて使用していた。


そのため買い置きしていた分があったのと

術後に性器出血の可能性があるので

ナプキンを持参するように指示があったので

じゃあ、オムツで一石二鳥じゃん、子宮取ったら

使い道ないしーと思って持参したのだった。


今朝、ズボンについた汚物はごく僅かだった。

もし、普通にショーツを履いていたら、

おそらくこんなものでは済まない。

廊下にも炸裂していたろう。

ベッドでも一度オナラをした覚えがあるの

で、部屋まで汚していたかもしれない。


たまたまであるが、オムツにして本当に

よかった。


一石二鳥ではなく一石三鳥で救われたのだった。