2022年11月6日。

朝、8時頃、ラインがきた!

「3年ぶり、走ります」

友人夫婦は、海響マラソン始まって以来、10年連続、フルマラソンを走っていたのだが、コロナ禍もあり、ここ何年か、出場していなかった。

10月に会った時には、特にマラソンのことは何も言わなかったので、私もあえて聞かなかった。

 

それが、突然のラインにびっくりした。

「え~~っ! 走るんか~~い?!」

すでに、スタート地点に立っているではないか!

8時半スタートのはずだ。

「じゃあ、急遽、応援に行くから」

「わ~い」

 

すぐにスマホに、応援ナビを入れる。

慌てることはない。私が応援するところは、26~7km付近だから、まだ2~3時間は先だ。

奥さんのほうに合わせて、走るから、だいぶゆっくりだ。更に3年ぶりだから、記録は期待できない。

 

27km付近は、微妙な坂道で、ランナーにとっては、なかなかきつい所らしい。

 

頑張れ。ポイントポイントで、制限時間に達していないと、このバスに、回収されるよ。

応援ナビを見ながら、まだ大丈夫だなと、確認する。

 

何とか制限時間内には、ゴールできたみたいだ。

良かった。おめでとう。

「疲れた~」と言いながら、来年も走るんだろうな。

「また、修行しなおして、来年はもう少し早く通過できるようにしておきます」

無理せず、頑張れ。