レオン
1994年
あらすじ
舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダは、家族を殺した相手への復讐を決心する。
トム少佐より、、、
初めて観たときは衝撃的だったってのが率直な感想だよ。
映画全体を通して、普通の人が経験しないような出来事が次々に起こるんだけど、その極限の描写の中で相手を思いやる優しさや人間のポジティブな面が際立って見えたんだ。
主人公レオンとマチルダの演技が本当に素晴らしかった。
演じているように感じられず、登場人物に感情移入しやすかったね。
レオンが殺し屋なのに観葉植物を親友として絶えず孤独と戦っているキャラクター像が魅力的だったんだよ。
映画の中でもアクション要素が優れていたけど、戦闘シーンではキャラクターへの感情移入が働いて、良い意味で楽しんで見ていられなかったんだ。
とにかく、この映画はただのアクション映画じゃなくて、人間ドラマとしても見応えがあったんだ。
レオンとマチルダの絆が深まっていく様子や、極限の状況で見せる人間の優しさが心に響いたよ。
だから多くの映画ファンのお気に入りリストに必ずと言って良いほど名を連ねるんだろうね。
面白い映画を見たいならこの作品で間違いないね。
マチルダ役は当時13歳!?物議を醸した倫理観
大人の殺し屋レオンに対する少女マチルダの純愛を描いたこの映画。
それってありなの?と当時物議を醸したシーンも、、、
一方レオンを演じたジャン・レノも当時この2人の関係をどう演じるか悩んでいたんだ。
レオンに稚拙な一面を持たせて演技することで、純粋な性格がかいわ見えるように工夫したんだって。