生徒から好かれる先生、嫌われる先生の違い(長女談) | 母が笑顔になるとみんな幸せ♥中井恵美のつれづれ日記。

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夢は「世界平和!」だからこそまずは自分が笑顔で幸せになることを大事にしようと日々格闘中です。
このブログは誰の為でもなく、「自分」のために書きたいと思います。

こんばんは。

世界中のママを笑顔にしたい!

中井恵美です。

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今日は我が家の愛犬あいちゃんの手術…という事で、お仕事はお休みさせていただきました。


「車♪お出かけ♪」とはしゃぐあいちゃん(笑)

いやいや、手術なんだけどね…(^◇^;)



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手術は無事に終わりましたが、この表情(笑)
怒ってます(^◇^;)



さて。

最近長女の愚痴が止まりません(^◇^;)


特に春から転任してきた日本史の先生が長女的にはあり得ないらしく

今日も「意味が分からない!」と憤っておりました(笑)


うんうん、へぇー…そうなんだーと聞きながら


「具体的に許せないエピソード教えてよ。」とリクエストすると


・授業が下手(教科書読んでいるだけ、遅い)

・声が小さくて何を話しているか聞き取れない

・テストは6割ワークからそのまま出る
→模試にも対応できないくらい簡単でテストの意味がない(らしい)

・テストが1週間以上たっても返ってこない

・雑談が日本史と関係なさすぎる上に、好きなアーティストの話をするのはいいが、「知らない」と生徒が答えているにも関わらず、そのアーティストについての質問を重ね続ける。(歌詞の続きとか…)

などなど。出てくる出てくる(^◇^;)以下省略(笑)





前任の日本史の先生が長女は大好きで、
具体的には

・教科書だけでは分からない前後の出来事との繋がりを話してくれる

・登場人物についてのたとえ話が面白く、印象に残る

・毎回前にやった授業の復習を入れてくれる

・テストは記述が多くて丸暗記では対応できない→勉強のモチベーションアップ

だったそうな。イメージや映像で記憶するタイプの長女にはぴったりだったんですねー(*^^*)





その後第一印象が最悪だったけど、その後奇跡的に生徒から好かれるようになった数学の先生の話になり

「嫌われていたのに、そこから生徒に好かれる先生」と「嫌われっぱなしの先生」と何が違うのか??という話に。





最初は嫌われていたのに、努力が実り、今は生徒からとても好かれている数学の先生(男性)は


・授業が下手

・(可哀想だけど)見た目が女子高生的には受け付けない

からスタート(^◇^;)

それはもう絶望的なくらいだったそう。

生徒のあまりにも冷たい反応から一旦かなり落ち込んだらしい(1年持たないんじゃないかって噂だったらしい)


しかし2学期からは復活!

・ベテランの先生の授業を見に行く

・逆にベテランの先生(複数)に授業を見てもらい、フィードバックを受ける

・研究授業に手を挙げる

という事をやって、まず授業を劇的に改善した。



また、その努力を見ていた生徒は自然と応援するように。更に生徒からも改善点を提案するまでになったんだとか!


先生は生徒の声を真摯に受け止め、更に授業改善。


→今では生徒から信頼され、大人気!

もちろん、授業は今でも改善を重ねて進化しているらしい。






「取り敢えず授業が分かりにくいのは話にならないよね…勉強しに学校行ってるんだから。」と長女(^◇^;)

「寝ている生徒を怒るんじゃなく、面白くて寝れない!って授業をして欲しい!」だそう(笑)


実際授業が面白い先生の授業中は5限目だろうが誰も寝ないんだとか。
逆に「受ける価値なし」と判断された授業は
1限目だろうと容赦なく寝られる、もしくは他事をされるらしい。

シビアだ。






子どもはよーーく大人を見てる。

大人が、先生が何を一番大切にしているか。


嫌われる先生は、話を聞く限り自分の事しか考えていないよね。

好かれる先生は、生徒にとっての最善の利益をよーーく考えてる。

嫌われていたけど、今は好かれている先生は

自分の何がダメで、どうしたらいいのか

勇気を出して向き合って、改善し、結果を出した。





子どもたちは大人が思うよりずっと寛容だ。

ちゃんと現実と向き合い、努力を惜しまないと分かれば

最初嫌っていても、むしろ応援までしてくれる。






大人は大人だからと言って

子どもを見下してはいけない。

努力を怠ったままでは、決して尊敬はされない。


子どもを「ひとりの人」として尊敬し、尊重しなければ決して彼らは心を開かない。

そして、諦めないって、大事。





子どもは、見てますよー…(^◇^;)