のらねこ日記 ~ 母親軍団と、わからんちんの《ふぐり》 ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

昨日のことです

 

けもの道

 

魔女 「《せてぃ》、あなたの子どもたちはみな元気に暮らしていますよ」

 

せてぃ 「あぁ・・」

 

 

せてぃ 「わたし・・ まじょんち いたときが いちばんしあわせだった」

 

魔女 「やめて・・ そういうこというの」

 

 

魔女 「《さき》のこどもたちにも あってきたよ ふたりともとってもげんきだった」

 

さき 「あのこたち なんて なまえだっけ・・」

 

魔女 「・・」

 

 

魔女 「《かーら》」

 

かーら 「なに?」

 

魔女 「あなたが もてあまして まじょにおしつけたこども 《じゃじゃまる》ね  あのこ ほんとうに めんどうくさいんですけど」

 

 

かーら 「・・ ・・ でしょう」

 

 

 

公園

 

ソメイヨシノがどんどん開花して

木の下半分は満開

全体としては6分咲きといったところです

 

昨日も公園組とあちこち歩いて花見をしました

と言っても、公園組はただはしゃぎながらついて来るだけですけど

 

 

 

 

 

 

 

魔女 「《ひょうた》、めを よくみせて」

 

 

ひょうた 「こう?」

 

魔女 「よかった、 ずいぶん よくなったね!」

 

ひょうた 「このまえまで かたっぽ め みえなかった」

 

魔女 「めのまわりが どろどろ なったら てで ふかなきゃだめよ」

 

ひょうた 「ふくんだ!」

 

魔女 (そのくらい かんがえつけよ・・)

 

 

ご飯も花見もかくれんぼも終えて

帰り支度をし始めると

 

 

ふぐり 「かえったら だめ!  もっと いっしょに いるの!」

 

 

ふぐり 「まじょ たちあがったら こやって かみちゅくかだな!」

 

 

魔女 「そろそろ かえらないと・・」

 

ふぐり 「やだ!!」

 

 

魔女 「《ふくり》は もうじき 2さいになるんだよ 

もうりっぱな おにいちゃん  わがままいったら はずかしいよ 

またあしたくるからね」

 

ふぐり 「・・やだ汗

 

 

どうしても言うことを聞かないから

《ふくり》にマキビシとしてマタタビを与え、逃げ帰りました

 

 

昨日の《ぶす》

 

 

 

 

 

のらちゃんご飯から戻ると

やっぱり いない

 

ほんとうに もういないんだ・・

 

毎日こうして魔女の帰りを待っていてくれたのに

魔女はまだ信じられないんだよ、《にぃ》

 

 

《にぃ》、おうちの さくら さいたよ

みてくれてますか

 

 

 

今日は《サンチャイ》の命日です

《ビキニ》を始めとするまじょねこ軍団や魔女にとってあまりに悲し過ぎた日