まじょねこ会議 その2 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

まじょねこ会議の続きです

 

 

78 「はい!」

 

魔女 「はい、《78さん》」

 

78 「魔女は忙しい、忙しいと言って私たちのことを構いもせず、どこかの猫を抱っこしてる、って情報があります  それはほんとうですか」

 

魔女 「・・」

 

78 「ほんとうですか!」

 

魔女 「・・ほんとうです」

 

 

78 「やっぱりね・・」

 

魔女 「なんでそんなこと知ってる・・」

 

 

にぃ 「ぼくが あとを つけたんだ  しらなかったでしょう」

 

魔女 「《にぃ》、私の後をつけたの?!」

 

にぃ 「ぼくが にわに いたとき まじょが でてきたから どこに いくのかとおもったら のらさんごはんと はんたいがわの さか のぼってった」

 

魔女 「あなた まさか車が走ってる道路に出てないよね!」

 

にぃ 「でてないよ まじょが くるまがくる どうろにでて まがってたから ぼく どうろの てまえで くびを   なが~くして みてた」

 

魔女 「・・」

 

にぃ 「そしたら どうやらさぁ ちかくのいえに はいってたでしょ~」

 

魔女 「なに・・ その言い方」

 

にぃ 「はいってたでしょ~」

 

 

ちゃちゃ丸 「じつは ぼくも さいきんの まじょは おかちいと おもって てりゃすから 見てたんだ」

 

にぃ 「どうろの ほうに いったよね」

 

ちゃちゃ丸 「うん、いった」

 

 

 

ビキニ 「私もテリャスから見てたし」

 

 

たぬたぬ 「まじょ、いったいどこに行って知らない猫のにおいつけて帰って来てんのさ!」

 

ちゃちゃ丸 「ぼくたち まじょに だかさるふりして みんなで におい たしかめてんだからね!」

 

ビキニ 「そうよ、あのにおいはのらさんでもなく・・」

 

魔女 「のらさんでもなく?」

 

こたつの中のチャンドラ 「中途半端な臭いなのよ」

 

魔女 「コタツの中で喋んな!」

 

たぬたぬ 「あの臭いはいったい誰なのさ!」

 

ちゃちゃ丸 「まじょってば どこに行って何してるの!」

 

 

ビキニ 「ちょっと待って!!」

 

まじょねこ軍団 「なに?!」

 

 

ビキニ 「トイレ休憩」

 

たぬたぬ 「いいとこでトイレきゅうけいとかするなよ!」

 

ちゃちゃ丸 「それでまじょ、あのにおいはだれ!」

 

魔女 「里子に出した《ばんぶぅ》です」

 

たぬたぬ 「誰それ?!」

 

魔女 「親離れしてすぐに兄弟がいなくなって、寒いのにひとりぼっちになっちゃった仔猫」

 

たぬたぬ 「ぼくたち紹介してもらってないんだけど」

 

魔女 「なに? 里子に出す子はみんなあなたたちに紹介しないといけないわけ?」

 

トイレを終えたビキニ 「そりゃそうでしょうよ  いままでだってそうしてたじゃん!」

 

魔女 「あれは紹介してたんじゃなくて、あなたたちが里子部屋に乱入してたんでしょうが!」 

 

ちゃちゃ丸 「さとご、だっこして ずるい」

 

たぬたぬ 「忙しいとか言ってぼくたちにかまわないくせしてさ!」

 

魔女 「ほんの30分か、せいぜい1時間ほどでしょうが! 《ばんぶぅ》はお外の暮らしからいきなり初めて会った人たちとの暮らしになって、ちょっと戸惑ってるの  だから慣れるまで時々いってやらないといけないの」

 

ちゃちゃ丸 「ぼくは とまどわなかった」

 

魔女 「戸惑うわけないでしょう! 生後三日で目も開いてない時にここに来たんだから! それで戸惑ってたらまともじゃないわ!」

 

ちゃちゃ丸 「言ってるいみがわかりません」

 

 

じゃじゃ丸 「あのさあ・・」

 

魔女 「なんですか!」

 

 

じゃじゃ丸 「のらさんたちばっか チーズ ピザ カップケーキ ステーキ もぐもぐ い~なぁラブラブラブラブラブラブ

 

魔女 「その話はもう終わった!!」

 

 

これはもはや会議じゃない!

 

この後の議題なんてもうヒッチャカメッチャカだったもんね

それはまた明日

 

こちらがにおいの元ちゃんであります

 

ばんぶぅ 「まちょ~」

 

 

ばんぶぅ 「だっこ~」

 

 

魔女 「はい、はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな《ばんぶぅ》の最近のようすです

 

先住猫の《ジローちゃん》と

 

 

レンチドールさんに抱かれて