里親さん宅で
狭いところに潜り込んで現実逃避中
里親さんが降ろして膝に乗せてくださったのですが
高くて狭い場所にまた逆戻りしちゃったのね
里親さんご夫妻はほんとうに優しくて良い方たち
無理に手出しはせず、《ばんぶぅ》のことをそっと見守ってくださっています
《ばんぶぅ》がここは安全な場所
ここの人たちは優しい
と自ら納得するまで
そうして欲しいとお願いしました
生まれ育った竹藪から
突然全く違う環境に身を置くようになったのですから戸惑うのは無理もありません
《ばんぶぅ》の心が落ち着くまでの間です
《ばんぶぅ》という名前もそのままで
もし《ばんぶぅ》のお兄ちゃんが戻って来て保護出来たら、お兄ちゃんも家族にしてくださるそうです
お兄ちゃんに戻って来て欲しい・・
心からそう願い続けています
今朝、のらさんご飯の前、そして里親さんのレンチドールさんが出勤なさる前に《ばんぶぅ》に会わせていただきました
《ばんぶぅ》は先の写真の場所にあの通りにしておりました
レンチドールさんが脚立を用意してくれ、魔女はそれに登って《ばんぶぅ》を撫でながら声を掛けます
この画像はレンチドールさんが撮ってくださったものです
《ばんぶぅ》が狭いところから出て来て
ゴロゴロと喉を鳴らしてくれました
レンチドールさんが気を使って退室され、《ばんぶぅ》とふたりになりました
《ばんぶぅ》は私の胸に抱かさり、高い所から一緒に降りました
《ばんぶぅ》
可愛い《ばんぶぅ》に
魔女は自分の心を伝えたくて
《ばんぶぅ》とおでこを合わせました
《ばんぶぅ》、ここは しんぱいの ないところ
あんしんの ばしょ
ここの ひとたちは やさしいの
《ばんぶぅ》のことが だいすきだって
そしてね
まじょは いつだって 《ばんぶぅ》の そばにいる
まいにちだって あいにくるよ
だから すこしずつ
あんしんしていってね
ここには もうひとり ねこさんがいるでしょ
じろーちゃんっていいます
おにいちゃんだよ
みんなで なかよく くらしてください
《ばんぶぅ》、だいじょうぶだからね
また あした くるからね
この後公園に行ったら
竹藪の奥から母親の《ぐれこ》が走ってきました
魔女 「《ぐれこ》・・」
ぐれこ 「わかってる・・」
魔女 「ありがとう」
お母さんはやっぱりお母さんなんだ・・
《ばんぶぅ》が生まれ育った場所です
《ばんぶぅ》、どうかこの竹のように伸び伸びと健やかに育ってください