けもの道の猫たち ~ 取り壊しまであと半月 ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

丘のてっぺんでは《かーりー》がまっています

怪我した足は安全な場所でゆっくりと治してくださいね

 

 

 

 

《かーりー》と一緒にご飯を食べるているのは《でぃーちゃん》

 

 

この辺りには《かーりー》とその子供ふたり、そして白黒の子が数にんいます

《サンチャイ》もその中のひとりだったのです

 

みんなけもの道のおばあちゃんちから散った子たちです

 

昨年あたりからか

この付近に住む子供たちがこれらの子たちを可愛がってくれるようになり

自分たちで名前も付けておりました

 

それを知ったのは

ある日小学校低学年くらいの女の子たちが一番小さな白黒の子を《しーちゃん》と呼んでいたからです

 

魔女 「この子に名前を付けてくれたの?」

 

女の子① 「うん!」

 

魔女 「じゃあ、あの子は?」

 

女の子② 「《えーちゃん》!」

 

魔女 「そっちの子は・・」

 

女の子① 「《びーちゃん》」

 

A・B・C  かよ・・

 

で、上の写真の子は《でぃーちゃん》

 

因みに《Aちゃん》は《かーりー》のことで、《Bちゃん》は息子の《カロ》のことでありました

 

 

けもの道では猫捨てオヤジの家を改装するらしく、職人さんが出入りしていて猫たちは鳴りを潜めておりました

 

それでけもの道も通り辛くなっていたので、おばあちゃんちの敷地に入って迂回します

敷地内に立ち入ることは許可済

 

長年ここで暮らしてきたおばあちゃんは今月初めに引っ越して行きました

 

 

《かーら》と《さき》、今日は庭で食事です

 

 

ここの家屋の解体や庭木の撤去まであと半月

庭には春を盛りの花々が咲いていて・・

 

 

 

 

 

代々の猫たちが登っていた大きな銀杏の木

 

みんな壊されてしまいます

 

 

この子たちも・・

 

 

魔女 「《さき》、おばあちゃん いないね」

 

さき 「おばあちゃん どこいった?」

 

魔女 「あっちのほう」

 

 

さき 「あたしの ねどこは あしょこに ちゃんと あるよ」

 

 

かーら 「おばあちゃん いつ かえってくる?」

 

魔女 「わかんない・・」

 

 

かーら 「おばあちゃん・・ どしたんだろう」

 

 

気の小さい《ぐれ》が心配でなりません

 

 

《かーら》と《さき》はけもの道下の《せてぃ》の庭に来ることが出来ます

だけど、《ぐれ》はおひとりさまに虐められるので来ることが出来ません

 

色々考えて、けもの道上の《かーり-》の住処の方に誘導しています

《ぐれ》は《かーりー》の子どもですから、《かーりー》に頼むしかありません

上手くいきますように・・

 

 

そして帰り道

昼を過ぎて帰ったので猫捨てオヤジの家の改装作業は昼休み

 

やっと食事にありつけました

今のうちにいっぱい食べてね

 

そこへ・・

 

やって来たのは

 

 

誰!?

 

 

食事中の子たち、初めて切る猫に驚き、食事途中で全員逃げ出してしまいました

魔女はお腹を空かせていそうなこの子を上の方に誘導し、そこで食事を与えましたが

先程逃げだした子たちは戻ってはきませんでした

 

そうしておばあちゃんちの階段で《せてぃ》と《ぐれ》におやつをあげていたら・・

 

 

おばあちゃんちの庭から回ってやってきたよ

 

 

門柱上の《ぐれ》を気にしながらも

 

 

しきりに何かを訴える猫さん

 

・・《とらたん》に似てる

 

《とらたん》、駐車場や魔女家ではうんと穏やかで可愛らしい顔つきでいたけど

そこに辿り着く前はこんな目つきをしてた

 

現在、魔女のエリアにはチャトラの のらさんはひとりもいない

雌を探して流れてきたのか

 

でも耳がカットされてるようにも見える

この子はいったいどこからやってきたのだろう

 

 

・・・・・・・・・・

 

コメントの返事ができていません

ごめんなさい

 

けもの道のおばあちゃんちの庭に残された猫のことでその周囲を探索したり

猫さんたちを違う場所に誘導してみたり

毎日動き回っていて

 

そして

家でも・・

このことは改めて書きます

 

心が苦しいことがいっぱいで

コメントを有難く読ませていただくばかりでお返事ができなくてごめんなさい