公園日記 ~ 公園組は絶好調 ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

冬の備えを始めたのらさんたちの食欲が止まりません

これまで8~10㎏のご飯を持って行っていたのを12㎏にしましたが

それでも毎日一粒のドライも残らない

 

特に独り立ちをさせられた《ME》の幼い子どもたちは気が狂ったように食べます

下手すると魔女の手まで噛み千切りそうな勢いで

 

それでよい

小さな仔猫たちは一刻も早く大きくならないとこの冬を乗り切れないから

 

大人猫もまた、丸々と太り出しています

 

 

この前の《ふぐり》がバッグを引きずり回した騒動

あの時《じおん》の助けられた仔猫の《ギリ》は

あれ以来変な自信をつけてしまい

目下の趣味は壁登り

 

 

 

「まちょ みてて!」

 

《ギリ》はそう言うと駆けて行き、高い崖を登り始めました

 

小さな体で懸命に崖を登る姿はカッコよかったのに・・

カメラを出すのが間に合わなかった

 

てっぺんまで登ると、また降り始めましたよ

 

 

下を見ながらヤモリ降り

 

 

慎重に下ります

 

 

そして半分くらいまでくるとあとは一気に飛び降ります

 

 

ギリ 「どだった?」

 

魔女 「よくできました!」

 

 

 

一方ベンチでは

 

魔女 「そこで なにしてる」

 

じおん 「え?!」

 

 

魔女 「なにしてる」

 

じおん 「ここ きにいった」

 

魔女 「このまえ 《ふぐり》が そうしていて たいへんなことになったよね」

 

 

じおん 「ぼくは おりこうさんだから あんなことには にゃらない」

 

 

その傍で騒動の張本猫である《ふぐり》は・・

 

ふぐり 「まちょ あのさあ・・」

 

魔女 「なあに?」

 

 

ふぐり 「いっちょにさぁ」

 

魔女 「・・」

 

 

ふぐり 「くらそう!」

 

魔女 (また それか・・)

 

 

 

 

森の近くでは《ひょうた》と《くう》、《ふう》が子どもたちを呼んでいます

 

 

なぜか《ひょうた》は子どもたちに大人気なのです

 

 

《ひょうた》の呼びかけにぞろぞろと集まる仔猫たち

 

 

ひょうた 「ここまで のぼっておいで」

 

くう 「もり たんけんを するよ」

 

 

《ひょうた》と《くう》に誘われた仔猫たちが次々と崖上に飛び乗ります

 

 

ふう 「《きらん》も おいで」

 

 

仔猫たちが森での遊び方と注意事項の説明を受けてるのか?

 

 

ひょうた 「さあ、いっといで」

 

ふう 「おにいちゃんたちが みはってるから だいじょうぶだからね」

 

 

 

《ひょうた》と《くう》は仔猫たちから目を離さず見守ります

 

 

 

仔猫たちが真剣な眼差しで上を仰いでいるよ

 

枝に停まった小鳥さん?

それとも木々の間から見える空かなぁ