今日も《ちずのすけ》に新しいお花が手向けられました
昨日のブログの続きです
《ぼっさむ》の子どもたちに会って公園に戻ると
猫さんたちは暑さを凌ぐために森にや木立の中に移動していました
ひとり残る《つんでれ》を膝に乗せ、体を撫でます
爪を立ててしがみつく《つんでれ》
暑いだろうに・・
暫くそうしていて
だけど・・ とっくに昼も過ぎてしまったので帰らないと
膝から降りた《つんでれ》はまたベンチ下の例の場所に潜ります
私はこの子になんと言葉を掛ければいいのか・・
毎回後ろ髪を引かれる思いで公園を後にしなければなりません
帰り道のけもの道
魔女が《せてぃ》を撫でていると
お隣のエリアに住まう《ちいちゃん》が乱入してきました
けもの道軍団の中で最も体が小さい《ちいちゃん》
まるで仔猫のようです
あの日、けもの道軍団の一斉TNRで捕まらなかったのは３にん
この《ちいちゃん》もTNRを逃れたひとりです
《ちいちゃん》と《かーりー》はあの日だけ姿を消しました
そう・・ あの日だけ消えたのです
あの時、ふたりともお腹に子供がいたことを、魔女は後に知りました
不穏な空気を感じた母親たちはお腹の子どもを守ったのです
ちいちゃん 「あちゅい・・」
魔女 「暑いよね」
ちいちゃん 「まちょ あにょね～」
魔女 「なあに？」
ちいちゃん 「あたちの とこに きて ほちい」
魔女 「わかった」
「まちょ いこう！」
そう言うと《ちいちゃん》は起き上がって歩き始めました
《せてぃ》の頭をいっぱい撫で、「また明日ね」
そう言ってから《ちいちゃん》の後をついて行くと
途中で《ちいちゃん》は振り返り
「しょこで まっててね！」 と言って
住処である一軒の家の広い庭の奥に向かいます
魔女が待っていると
暫くして現れた《ちいちゃん》後ろには
３にんの小さな子どもがよちよちとついて来ていました
よちよち
じーーー
ちいちゃん 「まちょだよ」
仔猫 （まちょ・・）
ちいちゃん 「まちょ、こんだけ あたちの こども まちょに みしぇたかった！」
魔女 「なんて可愛いの！」
ちいちゃん 「かわいいだよ！」
魔女 「まだ小さいのに子供を産んで育てて、《ちいちゃん》は偉いわね」
ちいちゃん 「しょお？」
魔女 「あの・・ そこの黒い子だけど 動き回ってばかりでどんなお顔かわからないからちょっと抱っこしてみてもいい？」
ちいちゃん 「いーよ！」
取り敢えず持ち上げてみる
抱っこも嫌がらずにさせてくれましたよ
他のきょうだいもね
魔女 「子どもたちにご飯をあげようか？」
ちいちゃん 「うん！」
ちいちゃん 「まちょ ごあん あげて ありがとー！」
だけど・・ 帰り道だったのでウェットがもうなくて
ドライをあげたら粒が大きめだったからか、まだ食べられなかった・・
ごめんよ、《ちいちゃん》、仔猫たち
《ちいちゃん》の子どもたちとこちょこちょ遊びに興じていたら
通行人があって
子どもたちはその足音を聞いただけで逃げ去ってしまいました
また会えるかな
また遊ぼうね
仔猫たちと遊んでいるとこ
《せてぃ》には見られないようにしました
なんだか・・ ね
申し訳なくて
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昨日
里子に行った《つくね》（旧名せてぃこ）と《つたん》（旧名ボンチャイ）に会いに行ってきました
ふたりとも元気に楽しく暮らしておりましたよ
今が幸せなら、特に仔猫は以前のことなんて忘れちゃうのが常
けど、里親さんのもっちさんは言ってくれた
ふたりとも魔女さんのこと、忘れてないです
その言葉
嬉しかった
《つくね》は躊躇なく膝に乗ってくれ
そしてあの頃のように膝の上で眠りました
遊びの達猫《つたん》
朝から駆けまわっていたという《つたん》はこの時チャージ中
それでもこうして触れるとごおろごろと喉を鳴らしてくれるんだよ
《つくねちゃん》
《つたんちゃん》
幸せに暮らせて良かったね
《いちばん》改め《きなこ》と
《まだらん》改め《すらす》は・・
どうしてるかな
いつも想っていますよ