k+70:J公園物語 ~ 《すがりつきにぃ》魔女家へ ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

タイトルの k +70 : J は魔女が電話中に《78》が書きました

 

 

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 これも《78》です 微妙・・

 

 

 

 

 

 

このところ《すがりつきにぃ》の右耳の縁が赤くなっていたのが気になっていて

毎日観察していたのだけど

 

少し前からそれが急に広がりを見せ始めた

 

不安が胸を過ぎる

 

これは・・ 扁平上皮癌ではないか

 

 

それで昨日動物病院を予約し

その際、先生のlineに画像も送って

今朝の公園組の食事が終わったところで、家族①と《すがりつきにぃ》を病院に連れて行った

 

 

先生の見解では8,9割方扁平上皮癌であろうとのこと

 

予想はしていたものの、目が眩む

 

 

先生 「どうしますか・・」 

 

魔女 「耳を切り取ってください」 

 

先生 「それでいいですか?」

 

魔女 「そうしてください」

 

 

 

あの日、《オダギリくん》の鼻先に見つけた小さな腫瘍を

私はどうしてやることも出来なかった

 

それを取り去るには目も含めて顔の半分をも削り取らねばならなかったから

 

そんな姿で生きたいか?

 

それで上皮癌を手付かずにした

彼の尊厳を守りたかったし

住み慣れた場所で残りの猫生を自由に暮らして欲しかったから

 

その後の2年半を《オダギリくんは》元気に過ごしてくれたけど

最後の2ヶ月は凄惨なものであった

 

何も出来ない私は《オダギリくん》を抱きしめて暮らし

彼の最期を看取るしか出来なかった

 

 

《すがりつきにぃ》にあんな思いはさせたくない

患部が耳であることは、《オダギリくん》のそれよりはまだいい

《オダギリくん》の場合と違って、顔面から離れた耳を切り取ることができるのだから

 

上皮癌がどこまで浸潤しているか、それは術後の検査で判明するけれど

このままにしておけば内耳を侵し、癌は眼球にも到達するのは必至で・・

 

 

 

取り敢えず手術を明後日に決めてきた

 

それで今日は手術前検査諸々をしたが

血液検査では白血球が高めだったので抗生剤をいただいてきた

 

先生はお金が掛かることを懸念していらしたが

 

いいんです

そんなこと

 

この子が

否、私の仲間のどの子も、少しでも苦しまない猫生を送るために、私はどんなことでもするから

 

 

 

《すがりつきにぃ》は今アトリエにいて手術待ち

魔女の部屋は衣替え中で散らかってるから  

でも明日は教室があるから今夜中に魔女の部屋を片付けてお引越しだ

 

 

 

 

愛称・にぃ 「まじょ・・ ぼく どうして ここに いるの・・」

 

魔女 「お耳に怪我したから治すためだよ」

 

 

 

 

にぃ 「これから どうなるの?  ぼく こーえん かえりたい」

 

魔女 「《にぃ》、まじょのお話聞いてくれる?」

 

 

 

 

魔女 「まじょはね あなたの怪我がひどくなるのが心配なの、痛くなったらいやでしょう」

 

にぃ 「いたくなんてないよ」

 

魔女 「これから痛くなるかもしれないのよ、さっき《にぃ》を連れて行ったのは病院、っていうところで、《にぃ》を触った人は先生、っていって、《にぃ》の怪我を治してくれるいい人なのよ」

 

にぃ 「・・」

 

魔女 「何もかも初めてのことで怖かったでしょう」

 

にぃ 「こわかった・・ ないちゃった・・」

 

魔女 「まじょはさ、《にぃ》とはずっとの仲間だよね」

 

にぃ 「うん」

 

魔女 「まじょはこれまで《にぃ》やみんなを虐めた?」

 

にぃ 「そんなこと しないよ! まじょは いつも ぼくらを たすけたよ」

 

魔女 「ならまじょを信じて  まじょはね、《にぃ》にはこうした方がいい、ってわかるからやってるの」

 

 

 

 

にぃ 「わかった」

 

魔女 「信じてくれるのね」

 

にぃ 「まじょは ぜったいに ぼくたちに わるいことしない」

 

魔女 「そうよ だから暫くここで暮らしてください」

 

にぃ 「ここで?」

 

魔女 「怪我が治るまでね、治ったら公園に帰ろうね」

 

にぃ 「ぼく また こーえんに かえれる?」

 

魔女 「もちろんよ!」

 

にぃ 「わかった」

 

魔女 「それまでどうか我慢してね」

 

にぃ 「うん」

 

 

 

 

ご飯も食べずにずっと鳴いてたガツガツ食いの《すがりつきにぃ》が

やっとご飯を食べてくれました

 

 

 

美味しいのあげたから唸りながら食べてた

 

 

 

それからいっぱい甘えて横になって毛布をもみもみして

安心したのか寝ちゃった

 

 

 

 

これが患部です

 

 

《すがりつきにぃ》、頑張ろうね

魔女がついてるからね

 

 

 

 

こんな状態なので、またしても皆様のところへの訪問が中途半端になってしまいました

ごめんなさい