例えば今日のこと | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

昨夜のらちゃんご飯から戻ったのが0時過ぎ

先ずは自室を覗いて《オダギリくん》が寝ているのを確かめる

 

それからリビングに行ってまじょねこ軍団に夜食をあげ

その日の終わりには 『みんなの言いたい事タイム』 というのがあって

それで軍団の話を聞く時になって

《バニャ2号》が 「ご飯を食べる・・」 とか言い出した

 

マジかよ

なんで今なの

 

口が痛いのを魔女のせいにして

毎日怒ってて、前日は朝食も夕食も食べていない

 

ああもうっ! 仕方ないなあ

で《バニャ2号》、ちゅ~る、にゃろみ合わせて14本を食べ

さすがに食が進まなくなって終了

 

 

で、深夜の 『言いたいことタイム』 でのお話は 

『《凜》が《78》のお尻に噛み付いた件』

 《ユリぼうず》の自己申告による 『ウンチ切れが非常に悪い件』

やはり《ボンネット》の自己申告による 『顎におできが出来た件』

 

前項は《78》が《凜》を殴り返して終了したらしく  (魔女は《オダギリくん》と一緒にいたので見ていない)

《ユリぼうず》のウンチ切れと《ボンネット》のおできは件は様子見、ということで終了

 

 

次に《オダギリくん》に食事を運ぶ

 

・・案の定食べない

上顎の上に出来た腫瘍が壊死し、黒くて硬い塊になってしまっている上に

一昨日右牙が抜け、昨日左牙が抜けたことにより、上顎全体が口内に落ちてしまい、食事を摂るのが難しくなってしまった

 

何度か、勧めたが顔を背けるばかりの《オダギリくん》

食べられないんだから嫌なことはすまい

ご飯にラップをして冷蔵庫へ

 

そうして魔女が水風呂に入って、《オダギリくん》を隣に置いてベッドに潜り込んだのが午前2時

 

エアコンなしよ

 

《オダギリくん》、どうしてもエアコン嫌なんだって

日常がいいって

だから部屋の窓開けて寝る

隣のひんやりベッドの《オダギリくん》を撫でながら寝る

 

 

 

今日から朝6時に公園に行くことにした

これまでのように、9時では暑すぎて猫のみんなは待っているのも、食べるのも可哀想過ぎる

 

なので今朝は5時半に起きてまだ眠っている《オダギリくん》を彼のベッドごと床に移し(魔女がいない間にベッドから落ちるといけないから)、のらさんご飯の支度をして公園に向かう

 

6時に公園に着くとそこには《ちずのすけ》しかおらず、彼は魔女を見て相当怪訝な顔をした

そりゃそうだいつもより3時間以上早いんだから

 

そうこうしているうちに足音や声を聞きつけて、それこそわらわらと現れる公園組

みんな口々に 「まじょ どうしたの?」 と聞く

 

 

 

 

ドガ 「まじょ どうしたの?! こんなじかんに きて」

 

 

 

「これからは 今ぐらいに来るからね みんな暑いときご飯食べるの嫌でしょう」

 

「うん!」 公園組はご機嫌でご飯を食べていた

 

 

 

 

朝は日陰が少ない公園  

 

 

 

 

 

蜂さんもご相伴

 

 

 

 

食事中に公園入り口付近からけたたましい猫の鳴き声が

 

《たてがみ》がそちらに向かって走る

《たてがみ》はそれきり戻ってこなかった

 

 

 

《ドナ》が子連れで戻って来ていた

除草剤が撒かれた場所近くでは暮らせない

 

これが16回目のお引越し・・

連れまわされる子供たちも大変だわ

 

 

 

ドナ 「あたしも もう・・ つかれたわ」

 

 

 

 

 

ドヤ 「おわった?」

 

遊んで欲しい《ドヤ》は、魔女がウンチの片付けをし終わるのをいつもこうして待っている

 

 

 

 

 

そんなこんなで家に戻ったのは8時半

それからまじょねこ軍団の朝食やらなにやら

 

メダカにご飯をあげ

テラスの植物たちに水をやり (これ、結構大変なの)

 

それが終わると・・ 《オダギリくん》にご飯・・ を、あげてみようか

ご飯を持って部屋に行き、まだ眠っている《オダギリくん》を起こす

 

すると《オダギリくん》がきょろきょろとし始めた

トイレに入れてあげると直ぐに用を足す

 

この頃は《オダギリくん》の様子をみただけでなにを望んでいるのかが分かるようになったよ

 

 

《オダギリくん》の顔を見ると上顎の上の壊死した部分の3分の2ほどが取れてなくなっている

床を見るとそこには剥がれ落ちた大きな黒い塊が落ちていて

 

 

邪魔な塊がなくなったならご飯を食べられるかもしれない・・

 

《オダギリくん》は月曜の朝食べたきり、以来丸2日何も口にしていないのだ

 

 

視覚も嗅覚も失った《オダギリくん》にご飯を食べさせるのはほんとうに大変

食器を差し出しても、ちょっとぶつかると障害物だと思って嫌がってしまう

 

それを食べ物だということを分かってもらうまで四苦八苦する

今回は数回嫌がったものの、やっとわかって食べ出し

結局、健康缶2缶、ちゅ~る6本を食べてくれた

 

途中何回か苦しそうにもがくのだけれど

「頑張れ、頑張れ」と言いながら背中をなで続けると、気を取り直して食べ始めてくれる

 

食後に水の容器を差出すと、これも水だと認識できなくて嫌がる

10分ほどかけてやっとそれが水だということをわかってもらう

《オダギリくん》、久し振りにたっぷりと水を飲んだ

 

それから部屋の拭き掃除

 

《オダギリくん》はクシャミを何回もする

むき出しになった部分からクシャミをする度に周囲に血が飛び散る

 

ベッドや床には壊死して剥がれた表皮があちこちに落ちていて

開きっ放しの口から常に垂れる涎や患部からの出血でベッド等に敷かれたタオルが汚れる

なので日に何回もそれを取り替える

 

 

食べ終わった缶詰やチュ~ルの空き容器を抜かりなく片付け (蠅類や蟻などが来ないよう)

箒で床を掃除し (掃除機は怖がると思うので)

それから雑巾で床や壁に飛び散った血を拭き

《オダギリくん》のベッドのタオルを新しいものに取替える (これは一日に何回も取り替える)

 

そして《オダギリくん》を抱いて、話しかけながら時間をかけて寝かしつけるんだけど

抱くとね、《オダギリくん》、すごく大きなごろごろをいうんだよ

 

で、だかさってるものだからひどく暑がってジタバタし、終いには仰向けになって腹を出す

けど、決して膝から降りようとはしない・・

 

《オダギリくん》がぐっすりと寝たらそっとベッドに移して、音をたてないように部屋を出て

大量の汚れたタオルを洗濯する

 

 

そんなこんなで気がつくととっくにお昼が過ぎて

 

・・少し 休むか

 

それで《オダギリくん》のところに行って

彼のベッドの隣に横になる

 

むむ・・

むむぅ・・

 

暑くて眠れんわ!!

 

 

ちょっと涼みたくても、リビングは昨年の今日、『ニャン主主義ニャン民共存国』 での多数決で私たち人間と《ユリぼうず》が軍団に負けてエアコンを使わせて貰えない

 

 

 

《ユリぼうず》も暑いよねぇ

 

 

 

 

 

《オダギリくん》の右目はもう開かなくて、左目からは常に涙が出ているので

暑い部屋で彼を抱いて、いつものように涎と涙を拭いて過ごした

 

今日は仕事がないからよかったけど

仕事のある日は死にもの狂いよ