今日は魔女、朝からずっと仕事でおいそがし
仕事がない日もおいそがし
猫、猫、猫でおいそがし
昨日朝の公園
ご飯も糞片付けも終わって猫のみんなとからすのみんなと少し遊んで帰ろうとすると
しゃっぽ 「かえったら だめーー！！」
しゃっぽ 「かえるだったら このおなか みしぇるぞ！」
ちょうど１年前に避妊手術させられた《しゃっぽ》
舐めてばかりでいまだに毛が少なく赤いお腹を嫌がらせのように見せつける
たてがみ 「かえるなーー！！」
たてがみ 「かえったら だめ！」
たてがみ 「もっと あそぼうよー！」
たてがみ 「ぜったい かえさないもん！」
かーくん 「《たてがみ》、そのちょうしーー！」
夜の駐車場
久し振りに現れた《ぶす》
おひざ・・
ぷふぁ～
重い体で足に乗っかってどうしても帰してくれない・・
やっとの思いで家に着けば・・
《政宗》が魔女のスリッパを抱えて待っている
魔女が部屋に来るまでずっとこうして待ってる
《ぶす》のせいで帰宅が遅くなり
そのまま《政宗》のいる部屋で待っていた《政宗》を暫く抱いて
やっとリビングに入るとあからさまにご機嫌ナナメの《７８さん》
謝っても、何を言っても、聞く耳持たず
ふん・・
乗っているのはプリンターに置かれたサンシェードの上
ねえ、《７８》
あのね・・
うるしゃーーーい！！
いきなりサンシェードの下に潜り込み、やはり聞く耳持たない《７８》
そんな中
ドアの向うの暗がりにはひとりの猫が
かって 「・・」
《かって》が待っているのは私じゃない
《かって》の言いたいことは手に取るようにわかる
けど・・ 応えてあげられない自分がいて
ごめんね、《かって》