先日のお誕生日パーティーで
お祝いのちゅ~るを《ボンネット》と《ひな》にあげました
いつもは病気の子の薬を混ぜたり
口内炎で固形物が食べられない子にあげているちゅ~る
いつもそれを羨ましそうに見ているだけだったのでね
するとふたりともビクビクしだしまして・・
差し出してもなかなか食べようと致しません
さらに勧めると後退りまで始めました
あんなに憧れていたのにどうしたことかと不審に思い
魔女 「ふたりとも どうしたの?」
ボンネット 「まじょ・・」
魔女 「なあに?」
ボンネット 「僕たち・・ 病気なの?」
魔女 「はい?」
ボンネット 「僕、病気になっちゃったんだよね・・」
魔女 「いや 病気じゃなくて誕生日・・」
ボンネット 「誕生日という名前の病気?」
魔女 「んな病気あるかい! 」
いいから食べなさいっ!
それで《ボンネット》はビクビクしながら
《ひな》はキッチンの奥で隠れながら(意味がわからない・・)食べていました
魔女家の猫は・・ ほんとうに不憫だな
さて、5月23日で6歳になった《ひな》
母親の《バニャ2号》はバカで
《ひな》を産んで間もないのに、殿方を求めて脱走したまま帰ってこなくなりまして
それで《ひな》は、その1ヶ月前に《ライガー》と《レオポン》を産んだ《バニャ1号》のおっぱいで育ちました
《バニャ1号》と《バニャ2号》は姉妹でありますが
その性格には雲泥の差があります
ちょうど一月前に生まれた《ライガー》と《レオポン》も
生まれたてなのにお母さんのいない《ひな》を抱いて眠ってくれたものです
そうして少しずつ大きくなり・・
《ひな》は《ライガー》と・・
《レオポン》のおもちゃにされてしまいます
まだちゃんと歩けない《ひな》はこのふたりにあちこち引きずり回された挙句
遊び飽きたらその場にホカされ
魔女が部屋に様子を見に行ってみると
遊び疲れてスヤスヤと眠る《ライガー》と《レオポン》の姿はありるものの
《ひな》の姿が見当たりません
慌てて探し回ると
テレビ台の裏とか、部屋の隅の何かが置かれた奥とかに
仰向けになってひとりぶるぷるしている《ひな》をよく見つけたものです
それまでは好き勝手に遊ばれていた《ひな》も
よちよちと歩けるようになるとそれまでの報復に向かいます
大きさがまるで違うので太刀打ち出来ないのだけど
それでも勇ましい顔をして必死に報復していました
そんなこんなで大きくなり
魔女の留守中に突然病に倒れ、虹の橋を渡ってしまった《ジョン ブリアン》のことを
旅から帰って来た魔女に泣きながら《インドラ》と一緒に報告したよね
食いしん坊が・・
とまらない
そんな《ひな》です
ゴージャスな見かけと裏腹なダミ声
そして子供時代は可愛らしいほくろに見えた口の横の黒い模様
今ではでっかいシミのようになっていましましたが
とにかく強くて可愛い《ひなちゃん》
長生きしてくださいよ!
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先週末
事件が起きました
魔女にとっては
またしても大きな試練の始まりです
《とらたん》を想う静かな日々を続けることはもう出来そうもなく
このことで大変で、いまだ皆様のところにも訪問出来ておりません
これについては明日書きます