のらねこ物語 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

今日、魔女は朝から仕事

なので新しいお世話係さんはひとりで公園へ

 

そうして公園組の様子を報告してくれました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女は仕事が終わってから行くので彼女とはすれ違いとなります

 

この後

 

『ツンデレ君の背中に何かがくっついていて毛が固まってるので、もしできたら取ってあげてください』  ということも

 

 

猫たちの目や鼻を拭く

体についたひっつき虫などを取る

こういったことは知り合ったばかりの自分がやると彼らが怖がるだろうとの配慮からです

 

 

自分ひとりでものらちゃんのみんなが集まってくれた

この人の嬉しそうな顔が目に浮かぶようで、魔女も実に喜ばしく、思わず口元が綻びます

 

明日から3日間、魔女は仕事等で忙しく、公園に行くことができません

でも、もう大丈夫だね

 

 

 

 

 

一方、やはり今朝

元公園組で虐待を受けた猫、そしてその後エイズキャリア、腎不全が判明した《ちゃっちゃん》を引き取ってくれた友人からメールがあり

一昨日に《ちゃっちゃん》が大量吐血したとのこと

 

直ぐに病院に連れて行き、診察しを受けたところ

内臓からの出血ではなく、口内からだろうということで

雪で通院が大変なこともあり、入院していたのが本日退院との知らせ

 

《ちっちゃん》は元気で、 「おうちにかえりたいよー!」 と鳴いているらしいです

 

 

そうよね、彼女のお家は《ちゃっちゃん》の長い間の夢が現実になったおうち

毎日可愛がって貰える《ちゃっちゃん》の一番大切な場所だもんね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば《レオポン》もたまに口内から大量吐血してたな・・

あれには相当焦ります

 

 

 

 

 

 

猫にはこうして人と暮らしたいと望む猫と

《こだくさん》のように人とは暮らさず、例え過酷でも自由な生活を好む猫とがいます

 

公園組もきっと公園でその生涯を終えるのでしょう

生まれ育ち、住み慣れた公園で

 

 

 

ただ、人間に捨てられてここに辿り着いた《つんでれ君》はどうなんだろう・・

 

初めて会った時の《つんでれ君》は

引越しで置いていかれたことで突然の環境の変化に混乱しつつ

人はもう嫌、というのと、以前のように人に愛されたいという気持ちとがない混ざって

心乱れた生活を送っていました

 

 

当然仲間はおらず

いつだってひとりぼっち

 

それでも頑張ったんだよね

一年後にはこだくさん一家の仲間に入れてもらい

それは楽しそうに《こだくさん》や《たんぽぽ兄弟》(当時は《ふぁふぁ》もいた) で毎日駐車場を駆け回っていました

 

 

その後、突然駐車場に現れた大きな雄猫がそんな環境を変えてしまいます

 

 

《つんでれ君》は駐車場を後にし、放浪した後に公園に足を踏み入れました

それから3ヶ月以上の遠慮生活を経て、当時の公園組に迎え入れられ、今に至っています

 

 

《つんでれ君》は優しい子

冬にビーサンで行くと、冷たい足の指先を両手で抱え、舐め続けて温めてくれるんです

濡れるからひんやりするんじゃないかと思うでしょう

それが違うんです

ほんとうに温まるの

 

こんな優しい子を捨てるなんて・・

魔女はそれを思うと胸が詰まって

思わず《つんでれ君》を抱きしめるのです

 

 

 

公園で暮らし始めてからの《つんでれ君》に聞いたことがあります

 

 

また人間と暮らしたい? 

 

《つんでれ君》は言った

 

もういい・・

ぼくは ここで なかまといて  まじょとかが きて かわいがって くれたら それでいい 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去に人と生活していた《つんでれ君》の

これが本心かどうか・・ 

私にはわからない

 

 

 

 

 

一方、住宅部東の仔猫

相変わらず魔女を待ち続けて暮らす日々

 

私の姿を見つけると嬉しくなっちゃって、その場でひっくり返っちゃうほど

 

 

魔女の友人のぽんたちゃんが、この仔猫と一緒に暮らすことを決めてくれたのですが

私、断った・・

 

 

この仔猫はやらた大声で鳴く

ペット不可のマンションで毎日こんな大声で鳴かれたら・・ ね  

 

 

 

のらちゃんではあるけれど

今のところ、この子には住処とご飯がある

 

 

けど、この子は

人を恋しがる

ただただ人に抱かれたい

人と遊びたい

 

その思いは募るばかり

 

 

 

 

まだ かえっちゃ だめー!