家族②は見た | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

それは先日の夜7時くらいのこと

 

帰宅途中の家族②が家の近くの十字路に差し掛かった時

角の家から《かって》が出てきて、魔女家の方に向かおうとしていた

 

夕食を食べに行くところなんだな・・

家族②はそう思って《かって》を見ていた

 

すると・・

 

「まちなさいよ!」  

 

と険しい声がして

 

《ちゃっか》が同じ家から子連れで《かって》を追って来た

 

十字路の真ん中で振り返る《かって》

 

子供たちを従えて《かって》に歩み寄る《ちゃっか》

 

 

十字路の真ん中で夫婦喧嘩が始まった   (住宅地の十字路なのであまり車は通らない)

 

 

 

ちゃっか 「あんた、どこにいくつもりなの!」

 

かって 「魔女んち・・」

 

ちゃっか 「なにしに!」

 

かって 「ご飯食べに」

 

ちゃっか 「こどもたちは どうするのよ!」

 

こどもたち 「みゃ~みゃ~みゃ~」  

 

ちゃっか 「ほらっ!」

 

かって 「だってぼく、今日は子守しててまだ1回もご飯食べてない・・」

 

ちゃっか 「それがどした」

 

かって 「だから お腹が減って・・」

 

ちゃっか 「だったら あたしだって こどもたちだって へってるわよ!」

 

かって 「《ちゃっか》は 何回もまじょんち行って食べてるじゃないか」

 

ちゃっか 「はあ~? あたしを だれだと おもってんの?」

 

かって 「・・《ちゃっか》」

 

ちゃっか 「ばっかじゃないの?!  あたしは ははおや!!

 

かって 「・・」

 

ちゃっか 「あんたには わかんないだろうけど、ははおやってね おなかがへるの!」

 

かって 「・・」

 

ちゃっか  「こどもたちに おっぱい のませてるからっ!」

 

かって 「・・」

 

ちゃっか 「あんた おっぱい できないでしょ!」

 

かって 「・・」

 

ちゃっか 「だったら せめて こどもの めんどうくらい みなさいよ!」

 

かって 「だけど、もう お腹が減ってたまらない」

 

ちゃっか 「それで どした」

 

かって 「だから ご飯食べに行く」

 

ちゃっか 「どうしても いくっていうの!」

 

かって 「食べたらすぐに戻るから」

 

ちゃっか 「どうしても いくのね!」

 

かって 「だって お腹が・・」

 

 

そのとたん、《ちゃっか》は《かって》に近寄り

顔に一撃を喰らわせた

 

 

そうして《ちゃっか》は険しい顔をして子供たちを連れ、先ほどの民家に戻って行った

 

 

《かって》

 

 

 

 

 

《ちゃっか》

 

 

 

 

 

 

 

うちに着くなり家族②が 「《かって》にご飯をあげて・・」   と言った

 

 

そうして自分が見た光景を魔女に語りながら

 

結婚って・・ 大変なんだね

 

と、しみじみと呟いた

 

 

 

 

 

 

本日は仕事がオシていて

のらねこ軍団のご飯を他の人に頼み

魔女はこれから深夜まで 『夜のアトリエ』 の仕事で家を出ます

 

皆様のところへの訪問が、遅れており、申し訳ございません