のらねこ物語 ~公園組~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

本日は公園組の様子です

 

魔女は毎晩会っているけど

ここでは久しぶりですね

 

 

 

向かう途中に可愛い菊の花が咲いていました

 

 

 

 

道端の金柑   

 

 

 

みんな偉いね

 

 

 

 

 

魔女はのらちゃんの様子を見に時折昼間も行きます

夜の暗さでは猫さんたちの健康状態や体の状態がわからないことが多いからです

 

現在、公園組はみんな元気に暮らしております

 

あ、鼻炎持ちの《ちずのすけ》のお鼻がちょっとズビズビになってきましたが、食欲はあるので大丈夫です

 

 

 

手前左《すがりつきにぃ》 右《オダギリ君》、後ろ左《ちずのすけ》、右《つんでれ君》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなむくむくですよ

 

 

 

 

 

ご飯もモリモリ食べています

 

 

 

 

でも、食後は・・

 

 

ちずのすけ 「さむい・・」

 

 

 

 

つんでれ 「いっつも 《ちずのすけ》ばっか おひざにのって ずるいよな~」

 

 

 

 

 

もりだくさん 「てんきがいいんだから こやって ごろごろしな」

 

 

 

 

今日は公園に3人の女子高生がいました

彼らの傍で《つんでれ君》が緊張しながらも缶詰を貰っていました

 

《オダギリ君》は隠れてしまっていて

寄って来ない《ちずのすけ》に、女子高生のひとりは地面を這いつくばるようにして舌を鳴らし、 「こっちにおいで~」 と呼んでいます

 

けれど《ちずのすけ》は、 (怪しい・・) って顔をして離れてしまいます

美味しいご飯をくれるといっているのに

 

 

魔女の姿を見つけて、《ちずのすけ》が大声で鳴きながら走ってきます

 

女子高生が魔女に挨拶をし、魔女もそれに返しながら、くっ付いてきた《ちずのすけ》に椅子に乗るよう促します

言葉通り椅子に飛び乗る《ちずのすけ》

 

向うから《オダキリ君》と《すがりつきにぃ》が駆けてきました

彼らも言われたとおりに椅子に飛び乗ります

 

ご飯を注ぎ分ける間、座って待っていなさいね 

 

その言葉に《ちずのすけ》たちは行儀良く並んで座ります

 

「わあ! この子たち、言葉がわかるんですか!!」 

 

女子高生たちが感動の声をあげます

 

女子高生たちの髪の毛が金色だったり、ブルーだったり、赤かったりするのはアニメの影響でしょうか

 

 

みんなはたくさん缶詰を食べて、日向ぼっこを始めました

 

魔女は仕事の合間なので時間がありません

公園に来る前には、駐車場で《たんぽぽ》にご飯をあげ、食べてる間にこちらに来たので

また駐車場に戻って食器を回収しなければなりません

 

 

高校生たちに、時間が在る時はここに来て猫たちを見守ってあげてね、と頼み

じきに公園を後にします

 

また夜も来るので、その時遊びましょうね

 

 

 

 

果樹園は様変わりしてしまいました

 

 

 

例年ならこの時期は梅の蕾が真っ盛りのはずの果樹園はこんな有様になってしまいました

 

 

 

 

なにもなくなってしまった・・

 

 

 

 

 

無残に掘り返された櫻の木の根っこ・・

 

 

 

 

重機で折られた枝

 

 

 

哀しい光景が広がります

 

梅と河津桜の季節になったら

たぶん魔女は泣くんだろうな

春の支度をしながらも逝かされた木々の無念を想って