つかみどころのない猫の対処法がワカラナイ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

昨夜はのらねこ軍団のお食事から戻って来て

ちょっと疲れたので横になっていたら、不覚にも眠ってしまって

気がついたら朝になっていました

 

夜食を貰えなかったまじょねこ軍団からは怒りの声が・・

 

ごめんよお~

 

 

         ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 

 

 

テラスではプルメリアの花が真っ盛り

 

 

      

 

 

 

            

       

 

 

             

 

 

 

 

そんな夏も終りに近づいているのか・・

 

             

                    庭ではたくさんの蝉さんたちが羽化して

 

 

             

                     蝉さんたちが指に止まってくれていましたが

 

 

しゃんしゃんと鳴く声も少なくなり

それに代わり、夜の庭では虫の声が賑やかです

 

 

それでもまだまだ暑い日が続いていますよね

 

 

              

                起き上がって食事をするのも面倒な猫の姿も見られます

 

 

 

 

本日も 

男子専用猫布団では微笑ましい猫たちが

 

 

             

               ユリぼうず 「《ふぁふぁ》、毛づくろいしてあげようか」

 

               ふぁふぁ (けづくろい・・)

 

 

 

             

          ユリぼうず 「毛づくろい知らないの?  こうやってべろべろするんだよ」

 

          ふぁふぁ (わ・・)

 

 

 

             

                    ユリぼうず  「べろべろべろべろ~」

 

                    ふぁふぁ (きもち いい・・)

 

 

 

             

                 ユリぼうず 「べろべろ ちきちき べろべろ ちきちき」

 

                 ふぁふぁ (うひゃ!)

 

 

 

             

                       ユリぼうず 「ちきちきちきちき」

  

                  ふぁふぁ 「うきゃきゃきゃ~~~~!!」

 

 

 

 

 

この《ユリぼうず》

このクソ暑い中、庭に出るとか言い出した

 

暑いからやめておきなさい、  と進言するも

年寄りに有りがちな頑固さから、まったく魔女の言うことを聞かない

 

「庭に行く!」  「庭に行く!!」  「庭に行く!!!」  の一点張り

 

 

あぁ・・ そう 

 

あまりの煩さに玄関を開けて《ユリぼうず》を庭に出した

 

魔女家は相変わらずお家解放で

家の中で各自涼しい場所を求めて自由に過ごせるようにしてある

 

なのでいつもは開けてある玄関と猫用出入り口は脱走されないように閉めておく

 

当然、《ユリぼうず》を庭に出して、玄関を閉める

少ししたら迎えに行けばいいや

 

 

夕方

宅急便のお兄さんが、ネットで註文しておいた米を担いでやってきた

 

 ピンポ~~ン ルンルン

 

 はぁ~い!

 

玄関を開けると

 

佐川急便のお兄さんの隣に

逆三日月の目をした《ユリぼうず》がちょこんと座っている・・

 

 

 ・・・・・

 

ヤバッ !!!!! 

 

 

わ、忘れてた!!

 

《ユリぼうず》のこと、5時間も忘れてた!!

 

 

 

佐川のお兄さん 「僕が荷物抱えて玄関に向かったら、車の下からこの猫が現れて、くっついてきたんですけど・・」

 

魔女 「あの・・《ユリぼうずさん》  どうかおうちにお入り下さい」

 

 

《ユリぼうず》は 当たり前だろ  みたいな態度で

相変わらず逆三日月の目で魔女を一瞥し

家の中へと・・  消えた

 

 

ボケてない・・

 

家に入れず

駐車場の車の下で待機し

宅急便が魔女家に来たと知るや

一緒について行けば玄関ドアが開く

 

ボケてないじゃん!

 

頭回るじゃん!

機転利くじゃん!

 

 

その後

《ユリぼうず》と魔女の間に気まずい空気が漂う中

軍団の夕食となり

 

それが終わって、さて次は人間の食事の支度に取り掛かるか

という時に

 

とことこと台所にやって来た《ユリぼうず》

魔女の足元で、潤んだ目で見上げ

みゅ~みゅ~と可愛く鳴く

 

 

 魔女 「どうしたの・・」

 

 ユリぼうず 「僕だけご飯もらってない汗

 

 魔女 「はい?」

 

 ユリぼうず 「僕だけ・・ ご飯もらってない・・あせる

 

 魔女 「・・今あげたばかりでしょう」

 

 ユリぼうず 「もらってない・・  もらってない  もらってないあせるあせるあせる」 

 

 

ボケてる・・

 

 

 

       

                  都合が悪くなるとやる得意の泣き真似は今も健在で

 

             《ユリぼうず》は魔女の説教が終わるまでこの姿勢を決して崩さない

 

 

 

《ユリぼうず》  現在14才

 

よく考えたら

 

魔女は・・

魔女は 初めからこの子がよくわからないのだった