ささやかなお誕生会とか | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


我が生徒のまいこちゃん

6才でこのアトリエに通い始めてはや・・ 何年だ?


その間小学校、中学校、高校、大学と進み

就職して、結婚して、長男を出産して

その長男は2才となり


第二子を懐妊して

先月末の出産予定日はいまだ大きなお腹で絵を描いていました


自宅出産の予定でございます



「生まれたらすぐ魔女にメールするね」 、と言って はや10日以上が過ぎた昨夜


「3450gの女の子を出産しました。 安産でした。」 とのメールが入った



産んだばかりで大変なところ、報告ありがとう

そしておめでとう

魔女はやっと安心しましたよ


私は決してあなたの第二子が生まれたこの日を忘れることはありません

何故なら《ユリぼうず》の誕生日と一緒ですから




で、そんな昨夜

食べ物をまったく口にしなくなって、2週間で500g以上痩せてしまい

もうダメかと毎夜魔女を泣かせていた《ライガー君》が・・


ご飯を食べ始めました



それまでは、今はお誕生会をする気分じゃない、という魔女

それは軍団も同様で、ガリガリに痩せてしまい、ぐったりと横たわる《ライガー君》を見ていると

全員が楽しい気持になんてとてもじゃないがなれなかったから



そんな中


「僕、ご飯食べてみる・・」


《ライガー君》がそう言ったのです


「僕、みんなと一緒に食べてみる」


夕食には時間が早かったのですが

《ライガー君》はそれこそみんなと同じ夕食を一生懸命に食べ始めました


それから


「《ユリぼうず》たちのお誕生会、やってあげて」 って



だから急遽昨日が誕生日の《ユリぼうず》と、ちょっと過ぎてしまった《凜》と《ボンネット》のお誕生会をすることになりました


※ 生まれた日はわからないので、みんなのお誕生日は魔女家に来た日です



家には高級ご飯がなかったので

魔女は急いでスーパーに行って軍団のお誕生日のご馳走を買いました



「さあ、今日はお誕生日特別メニューだよ!」


まじょねこ軍団 「わああーーーい!!」



              それがこれだ! どうよ!!  鶏のひき肉てんこ盛りさ (´0ノ`*)



ところが・・

食べてくれたのは廊下組と《ふぁふぁ》だけ


                               《涼子》と



                     《アゾ》はガツガツと食べてくれましたが・・


《ふぁふぁ》は 「かたまりは ないんですか?」

と言出だして、途中で食べなくなってしまいました


で、結局ほとんどの軍団はいつものご飯となりまして

なんだよ・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



だが、夜食が凄かったのですよ

《インドラ》宛てに届いた荷物の中にはたっぷりのかつお棒が・・


お誕生日かつお棒祭りはそりゃもう盛大に執り行われ

狂喜乱舞のまじょねこ軍団


その中には《ライガー君》の姿もありまして

ほんと、嬉しかったなぁ




そして魔女は今日も朝から仕事で忙しかったけど

その間、遅ればせのプレゼントを用意しましたよ



                        魔女 「はい、《ボンネット》!」


                        ボンネット 「なにこれ!」


                        魔女 「カラスの羽・・」


           

                          ボンネット 「いらない」


                          魔女 「・・」




                     魔女 「はい、《凜》にプレゼントだよ!」


                     凜 「何ですか・・ これ」


                     魔女 「ブラックスワン」



                     凜 「魔女・・ 《凜》をバカにしてますか?」


 


もういい・・


《ユリぼうず》には直接聞くわ


「ねえ《ユリぼうず》、 お誕生日のプレゼントは何が欲しい?」

                        ユリぼうず 「ほれ、 ぐわ~~!!」


                        魔女 「・・え ほれ・・ って?」 

 


                     ユリぼうず 「ぐわ~! でわかんなかった?」


                     魔女 「・・わかんないけど」


                     ユリぼうず 「ごらんのとおりで」


                     魔女 「ごらんのとおり?」


                     ユリぼうず 「歯だよ」


                     魔女 「・・」


                     ユリぼうず 「歯!!」



  魔女 「はい、みなさん、 今回のお誕生関係行事はつつがなく終了しましたっ!」



インドラ 「魔女って やることがいちいち安易だよね・・」


魔女 「うるさいな・・」