震災の傷痕 ~ パタン ~ | まじょねこ日記

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ネパールには深夜到着し

その翌日はカトマンズの隣、パタン市に住むスレス氏がカトマンズで忙しくしている私を訪ねてくれ

次の日は早朝から慌しく所要を済ませた私がパタンのスレス氏宅を訪ねた


スレス氏は約束の献立を含めた昼食を用意して待っていてくれた


約束の料理というのは


                      キノコのツェラ


                                 茹でたきのこを香辛料で和えたもの  



秋の時期、市場は何種類もの美味しそうなキノコが溢れる


バフ(水牛)のツェラはよく食されるが

キノコのそれはこの時期ならではの格別な味わいだ



食後は震災支援金の収支内訳の確認をするとともに

私に代わって被災者支援のためのイベントに昼夜奔走してくれたスレス氏に心よりの感謝を述べる


その後、パタン市の被災の様子を見に街に出てみることにした


以下の画像は特に酷かった場所を特定して訪れたわけではない

街を歩けばそこかしこに、いまだこのような風景が目に飛び込んで来るのだ








      







      




      






                  以前ここには立派な寺があった




      





仏教司祭バジュラチャリアとしてのスレス家の管轄のお堂もこの世に土台を残して倒壊してしまった

このお堂を修復するのに数千万Rsを要するとのことで、修復は当分の間お預けとなる



多くの観光客が訪れるパタン・ダルバールスクエアもまた、いくつかの建物が倒壊していた



        
    世界遺産の建物もまた、このようにつっかえ棒で何とか面目を保っている状態



街中の殆どの建物はつっかえ棒で支えられており

ここでもそれを避けながら歩きまわる



最後にクマリの館に立ち寄り

今回もクマリに接見する


覚えていらっしゃるだろうか・・ 前回魔女と揉めた生き神様


7ヶ月後の再会となるが



         

                 生き神様はすっかり落ち着かれたご様子



         
                   お久しぶりですね  お元気でしたか?



                  で・・  つい見ちゃったのね  

                  目を合わせてはいけないんじゃなかったっけ?