逃げ出す雪
昨日の朝は積っていた雪が
その後の雨で溶けてゆき
夜には少なくなっちゃった
そんな中
雪遊びに余念のないふたりの猫
ま、言わずと知れた三毛猫たちなんですけどね
雪が減ることを不思議がり
その原因の探求に余念がありません
チャンドラ 「《りんたん》、ゆきがこんなにいなくなっちゃったよ・・」
凜 「この減り方は尋常じゃありませんね・・ 原因を突き止めなければ気がすみません」
そしてあたりをうろうろし始めた《凜》
凜 「《チャンドラ》、見てください! ここから逃げ出したと思われます!」
※ ふつう、そこまでして(蓋をどかしてまで)原因を探るか?
チャンドラ 「まじょ、どうしよう 雪がどんどん逃げてく!!」
チャンドラ 「もう、ちょびっとになっちゃった・・」
チャンドラ 「ちょびっとで遊ぶ!」
このふたり、ほぼ雪が溶け終るまで夜のテラスにおりました
雪が全部溶けたところで、ふたりは魔女に魔女に抱えられて部屋に戻されました
で、ちょっとボケた《ユリぼうず》以外の猫たちが何を見ているかと言うと
何を見ているのかというと・・
無理矢理部屋に入れられたことに腹を立ててあんなところに登ったきり降りてこようとしない《凜》
このリビングボードの上にはいろんな物が乗ってまして
例えば《ユリぼうず》の高価なお薬ご飯とか、かつお棒とか、猫用ドライシャンプーとか、《インドラ》が爪を立ててお化けにしちゃうゲ○拭き用のトイレットペーパー、家族①作の大皿、そしていつぞやの《ジョン ブリアン》が『いけばね』のために集めたカラスの羽 など
とにかく軍団に悪戯されたり荒らされたくないものが乗せられており
魔女 「ほこりしか入ってないわよ・・」
凜 「わあ! 懐かしい、これは《ジョン ブリアン》の 『いけばね』 じゃないですか!!」
魔女 「いいから降りてらっしゃい!!」
《ジョン ブリアン》の 『いけばね』
カラスの羽を拾って来ては花瓶に挿していた《ジョン ブリアン》
この写真は水栽培の植物のガラス花瓶に羽を挿したもの
口で咥えた羽を花瓶に挿し、ちゃんと形を整えていたね
懐かしい写真です