自由 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


展覧会を終えてからの家庭教師と、多忙を極め

こんな時間の更新になってしまいました



今日は何を書こうかなぁ・・ と考えていたんだけど


みなさまからいただいたコメントを読んでいて思ったこと



                 自由について



元来、生きものは須らく自由です

自由に生きる中に於いて学習し

諍いを減らしたり、各々が生きやすく暮らすために生きものは暗黙のルールを作ります


人にも自由というDNAが残っているはず

しかし今の世の中では、規則という箇条書きの中でがんじがらめに縛られて生きてゆかねばなりません


それは人が暮らす上で潤滑に生活できるように定めたものではあるけれど

それを法律、規則として定めなければならないほど人間は混沌として不調和な生きものになってしまいました


何故人間だけにルールが必要なのか


その大部分は傲慢と欲なのかも知れません


物欲、出世欲

自慢をする、自分と他を比較する

そして嫉妬や妬み

怒り

意味のない殺戮


これは他の生きものには殆どない感情です

とても醜い感情


同じ生きものであるのに人間だけがこんな恥ずべき感情を持って生きている


それは脳のつくりの複雑さに由来するのでしょうが

高等な脳を持っているのなら、自らをコントロールすることもまたも出来るはずです


人はその傲慢と欲のために、生きものとしてのプライドを失ないつつあります


細かなルールを定めなければならないほど混沌とした世界に身を置いて暮らさなければならないなんて・・

まだ動物に近い子供たちにとって、それは苦痛以外の何ものでもないはず



平和というのは平等の和

この地球上に在る 生きとし生けるもの 全てが等しく調和して暮らすこと

それが真実の平和


平和は人間間だけのものではありません


人は複雑な心を持っています

それは相手の喜びや苦しみを慮る事の出来る、人間ならではの心です


そんな心を自分に向けるばかりでは、思いやりはおざなりになってしまいます


何のために人は生きるのか

何故人は地球上で一番強いのか


それは傲慢に生きるためではなく

弱い者に手を差し伸べるためと考えます



これからの世代を生きる子供たちには

広い自由な心を持って、本来在るべき人間としてのプライドを持って成長してもらわなければなりません

でないと、この地球は悲しみに満ちたものになるでしょう



不自由に慣れず

常に自由を求めてやまない子供たちは素晴らしい




さかしさはやめよ本当の歌をかけ いずれ髑髏の身となるを知れ 



これは昨秋に行われた展覧会で魔女の絵を観た神奈川大学法学部の名誉教授・萩原先生が、その意図を汲み、贈ってくださった女流歌人の詠です




と、いうことで・・

魔女の描く絵の大半はwarning』 ~ 警告 ~ なのです






              Culpabilité

                       有罪