のらちゃんたち ~前回の続き~ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


住宅部北の猫たちに、 「また帰りに寄るからね!」 と言って公園に向かう



その途中で声を掛けて来たのは『ひとり大好き猫』の《こどくさん》




         こどくさん 「まじょ こうえん いくの?」


         魔女 「そうだよ、 《こどくさん》、お腹減ってる?」


         こどくさん 「うん」


         魔女 「じゃあこっちの草むらに来て、そこじゃ目立つから」



《こどくさん》にご飯をあげて、ちょっと遊んで果樹園部に入るんだけど

その手前で




       

             くろい君改めくろだ君 「こうえん いくのか?」


             魔女 「そうだよ」


             くろだ君 「からす いるぞ」


             魔女 「そうなんだよね」


             くろだ君 「あいつら わがままだからな・・」



《くろだ君》はカラスと同じ色をしていても、カラスが嫌いなようだ






                   早速 いた・・ 


 

  カラス 「ねこばっかじゃなくて たまには おれらにも ごはん よこせよ」


  魔女 「あなたたちは自由に飛んでご飯探しに行けるじゃない」


  カラス 「どこ とんだって いえばっかで ろくに たべものなんてない!」


  魔女 「そうか・・」


  カラス 「にんげんは おれらの もりも いっぱい こわしたし せきにん とってよ!」


  魔女 「私、人間じゃないから」


  カラス 「にんげんじゃないのか・・ やっぱ おもったとおりだ」




この時、果樹園の反対側から呼ぶ声が




        しまった君 「まじょ 《こだくさん》みなかった?」


        魔女 「《ぐだくさん》しか見なかったよ、《こだくさん》を探してるの?」


        しまった君 「うん」


        魔女 「たぶん あっち(住宅部東)にいると思うよ」


        しまった君 「いってみる」





           タヌちち 「うお?!」


           魔女 「うお? じゃないわよ、 そんなとこで何してるの?」


           タヌちち 「おちっこ」


           魔女 「あ・・  ごめん」


   ※ この子、うちの《バニャ1号》通称《タヌさん》姉妹の父親ではないかという噂が・・




そうんなこんなで、やっと公園に着いたら


先日公園近くで出会った猫がおって・・



       

         《ちずのすけ》に向かって 「なかまに いれて ください」




       

         《オダギリ君》に向かって 「なかまに いれて ください」


         オダギリ君 「そういうことは 《さんぼ》に きいて」




       

              「《さんぶ》さん、なかまに いれて」


              サンボ 「わたし、《さんぶ》じゃないし!」





          「なかまに はいりたいな・・  おなか・・ へったな」


          ツンデレ君 「《さんぼ》、その ごはん あのこに すこし あげたら?」


          サンボ 「ああ もう! しかたないなぁ」




       

           「《さんぶ》さんが のこった ごはん くれた!」





「わああ~~~い! ぼく なかまだ! なかまになれたぁ~~!!」