毎日が忙しくて何がなんだかわかんなくなっちゃってる魔女です
えっと・・ どこまで書いたっけ
そうか!
やっと次の日の夕刻になって飛行機がやって来たところまでだった
そう、私たちはやっと飛行機に乗れたんだ
荷物の積み込みやらなんだらで飛び立った頃には、辺りはもう暗くなっていたと思う
それでも乗客はみな嬉しそうだった
それは乗客にとって、不安と絶望が希望へと変わった瞬間であり・・
この・・ みんな怒れよっ!!
魔女の隣の座席はネパール人女性だった
彼女はずっと写真を見ていた
それは小さな子供の写真だった
その女性は私に写真を見せ
「この子は私の息子・・」 と言った
彼女の名は サリタ ギミレといい
日本でインド・ネパール料理店を経営する夫を手伝っているという
そうして日本で産まれた子をネパールのポカラに住む夫の両親に預け、日本に戻るということだ
店が暇な時は日本語の勉強をしていると言って、教本を見せてくれた
ネパールで発行された日本のお城が表紙に描かれているこの日本語教本の内容を見てビックリ
彼らは日本でこんな目に遭っているのですか?!
『悪い』 を 『あくい』 と書いてあるのも 「へ?」 っていう感じだが
ネパール人はこんな日本語を覚えなきゃいけないの?
彼女から、この本で変な言葉があったら教えてください、と頼まれたので
ページをめくってみると、結構おかしな言い回しがあって、全部訂正しといた
訂正した挙句・・
彼女に 「あなたと会えて良かった、だからこの本を差し上げます」 と言われた
今教えたことは?
覚えました
マジでか!
その日本語の本にはたくさんの書き込みがなされており
また、多くの文字に赤いペンでラインが引かれていた
これだけ熱心に勉強していれば、今私の教えたことも確かに覚えただろうな、と思う
そして何より彼女の言葉が正しかった
たどたどしいけれど、大変美しかった
今の日本でこれだけきちんとした謙譲語と尊敬語の使い分けが出来る若者は・・ 残念ながら少ない
サリタと話していたから思ったより早く広州に着いた気がした
広州空港に降り立つと・・ 構内はガランとしていた
私たちの機は・・ 最終便だった
職員 「これからホテルにご案内します」
ふざけんなあーーーーー!!!
ごめんよおヽ(;´Д`)ノ またつづきだわ~~~
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今日はメッチャ悲しかった
遠方からわざわざ展覧会にいらしてくださったブロ友の月子さんに会えなかった
魔女が所用で出かけている時にいらして
その所用先では先客のお年寄りがわけの分からない事を言って係員を困らせ、長引かせ、私は待たされ
月子さんはお帰りになってしまわれた・・
会場に戻って
受付の者にその由を告げられた時は脳みそが沸騰して倒れそうになってしまった
私はこのように嘘泣きしてごまかしたりしません
ほんとうに悲しかったのであります
Fausses larmes ~嘘泣き~